2017年 世界一周旅行 in カンボジア その1 シェムリアップ

ご覧いただきありがとうございます。ヒロです。

 

カンボジアシェムリアップにやってきました。
カンボジアという名前を聞いて私が連想するのは海外青年協力隊なんてキーワードぐらいですが、
ここにはアンコールワットという有名なお寺があります。

 

シェムリアップ空港に着いて行うのは、まずは入国ビザの取得です。
ビザカウンターに並ぶと約30ドル(正確な金額失念)、ビザ写真を持ってなかったので+2ドルを請求されます。
この国では自国通貨リエルの価値が低いのか、外国のお金を中心に流通しています。
街中でも多くの両替所を見かけます。
1ドル=4000リエルなので計算も面倒ですし、空港にしても支払うのはドルですからね。
1ドル以下の端数はリエルで支払われます。
お金を払うと特に何を聞かれることもなくビザが発券されました。
ビザを張り付けたパスポートを持って入国審査カウンターに移動、ここでも特に何も聞かれませんでした。

 

宿まで移動する為、タクシーカウンターにて券を購入し、タクシーに乗り込みます。
するとタクシーの運ちゃんがツアーの売り込みを始めました。
お勧めはベンメリア寺院まで100ドルとの。高いと伝えると片道でも1時間半はかかる、
だからこの値段なんだと言います。
宿に着いてから分かったのですが、バスのツアーに申し込めば38ドルで行ける場所でした。
まぁタクシーをほぼ一日貸切れば、そりゃまぁ高くなるよな自分を納得させましたが、
二人や三人だったらタクシーツアーも悪くないと思います。

 

さておき、空港につくなりベンメリア寺院を目指します。
ベンメリア寺院は私もあらかじめチェックしていた場所で、元々行くつもりではありました。
途中の車道は幅が広く、タイのバンコクの渋滞状況を見た後では随分と走りやそうに感じました。
ところどころ地元のマーケットのようなものもあり、散策し甲斐がありそうな町です。

車をひたすら走らせること1時間半、ベンメリア寺院に到着。
あ、少し前に入場料5ドルを払っています。

 

駐車場から少し歩くと石造りの建物が見えてきます。
しかしかなりの部分が崩れ落ちています。
そして石の上や、まだ残っている壁の上にも大きな木が生えています。
その姿に圧倒されます。
崩れた寺院は衰退した文明や宗教を思わせ、
そしてその上に生えている木々が人間の想像力を超えた力強さを感じさせます。

 

f:id:fuurainin2:20171215142442j:plain

f:id:fuurainin2:20171215142521j:plain

 

というかこの地域の木はどんだけ逞しいんだと思いました。
見た感じでは、蔦の類の木なのでしょう。お互いに絡み合ったり
壁にへばりついたりして四方八方に幹を伸ばしています。

そしてこの寺院ですが、崩れた石を見ても筋交いのような窪みなどが見られません。
小さな穴がところどころに空いているだけです。
きっと石を積み上げて作っただけなのでしょう。
どういう理由でこの寺院が崩れたのか分かりませんが、少なくとも地震などの
振動などには弱そうです。

 

さて宿までの帰り道、タクシーの運ちゃんに戻ったら一緒に夕食を食べないか、
半分半分で出すから心配ないとの事。
普段の私ならこんな怪しい誘いには絶対乗りません。
どんなぼったくり店に連れていかれるか分かりませんから。
しかしそれはそれで話のネタ的には面白いかもしれないと思い一緒に行く事にしました。
お金が無いから地元の人の行く安い店にしてくれと何度も念押しし、
連れていかれたのはガレージのような建物のお店で、確かに地元民しか来ることはなさそうです。

ここでカンボジアスタイルのバーベキューと、風変わりなサラダ、
そしてダッグのスープを頂きました。

バーベキューは一口大に切った牛肉をたれにつけて食べます。
サラダはキュウリのような薄切りした野菜が入っておりましたが、実はグリーンバナナという
ものだそうで、食べてみると少し渋みとえぐみを感じました。
他にはバナナの花が入っており、こちらはかなり渋かったです。

正直料理の味は微妙でしたが、ダッグのスープは結構美味しかったです。

 

拙い英語で運ちゃんと会話を続け、しばらくすると明日は別の遺跡はどうだ?と
売り込みをかけられました。なんでもタイとの国境近くにピラミッド状の建物があり、
ここがとてもいいところだと言います。
値段を聞くと220ドル、さすがに高すぎます。さすがに断ってしまいました。
運ちゃんもがっかりした様子ですが、既にかなり稼がせているはずですので十分でしょう。

 

今回宿泊したのは'84ホテル。シングルルームで確か一泊2000円程度。
朝食込みでした。
設備はまあまあといったところ。少し古いですが、洋式トイレにシャワールームもあります。
そして部屋が無駄に広い(笑)。ベッドが他に二つぐらい置けそうなスペースがあります。
ただ外からの砂埃が入ってしまっているのか、床が少し砂っぽい。
最後まで悩まされたのが水回りのトラブル。
水道をひねっても水が出ない、トイレが壊れて水浸し、トイレが流れない
といった事が起こりました。
まあきちんと対応してくれたので良しとしましょう。

 

次の日、アンコールワット観光ツアーに申込み行ってきました。
ショートコースとラージコース(見て回るお寺の数が異なる)がありました。
メインのアンコールワットはどちらのコースでも含まれているらしかったので、
ショートコースを選択します。一日15ドルでした。

アンコールワット周辺の土地は正方形の形に整地されており、
正方形の池の中にアンコールワットがあります。どんだけ正方形が好きなんでしょうか。

 

f:id:fuurainin2:20171215142626j:plain

f:id:fuurainin2:20171215142701j:plain

 

アンコールワットですが、かなり広い敷地の中心に石造りの建物があります。
さらに最中心部の建物に登れるようでしたが、30分以上待つとの事で諦めました。

 

その後アンコールトムも見学。こちらの建物は建物の屋根付近に仏像の顔がたくさんあります。
崩れてしまっているところも多いですが、当時の姿なら四方八方を顔に囲まれて居た事

でしょう。

 

f:id:fuurainin2:20171215142746j:plain

f:id:fuurainin2:20171215142817j:plain

 

夜は宿近くにあったPub streetという場所をうろつきました。

 

f:id:fuurainin2:20171215142902j:plain

 

どこかに雰囲気が似ていると思ったらタイのカワサンロードですね。
周りが欧米風の建物やネオンに包まれており、多くのお店やバーが立ち並びます。
ここではタクシーの運ちゃんお勧めしていたアモックという料理を頂きました。
煮込んだ魚が入った具沢山なカレーでした。これは確かに美味しかった。

 

f:id:fuurainin2:20171215143016j:plain

 

日中も町を見て回りたかったのですが、砂埃が酷く喉を痛めてしまったため、
あまり見て回ることはできませんでした。
乾季だからなのか、舗装された道路の横は乾いた地面で砂埃が舞っています。
他の日は近くにあった映画館や喫茶店でダラダラと過ごしてしまいました。

今回はこのへんで。ではでは~