2018年 世界一周旅行 in トルコ その3 イスタンブール

ご覧いただきありがとうございます。ヒロです。
 
カッパドキアからイスタンブールに戻って来ました。またアゴラゲストハウスに
泊まります。この宿は居心地が良くて戻ってくるとホッとします。
 
前回のブログでも書きましたが、アゴラでは沢山の変わった日本人(失礼)
に出会いました。
 
例えばテラスでくつろいでいると、アベさんという日本人に出会いました。
彼は別の宿に泊まっていたのですが、アゴラに置いてある地球の歩き方を読みに
来たとの事でした。
彼はかなり旅慣れていて、既に地球を二、三周していました。ピースボートに乗って
一周、その後は数カ国を回って帰るを繰り返しています。
彼の旅行スタイルは凄く、一国に一カ月以上住み込むとの事。
今回の旅行ではイランに到着後、内戦が勃発、外出禁止になったりしたそう。
そんな中で、彼は何を思ったか現地のデモ隊に参加、機動隊と衝突し慌てて逃げ出したそうです。
彼曰く「反トランプデモかと思って参加したら、反政府デモだったよ。
機動隊が来た時慌てて逃げたけど、その時の足の怪我がまだ残っているよ、ははは」
豪傑過ぎます。しかもデモ隊の衝突では数人の死傷者がでる規模だったそうです。
 
また今回のトルコで共に行動していたアサさんも中々ユニークな方で、
お坊さんをやっていおり、修行中の面白い話を沢山聞かせてくれました。
数日一緒に行動していると、彼の地がだんだん見えてきます。
言葉遣いが結構悪く、クソうめえ、ファッキン寒い、などという言葉が
ポンポン飛び出します。
お坊さんはみな聖人君子とは思っていませんが、お坊さんにも色々な人がいるようですね。
これだけ書くと彼の性格が疑われそうなのでフォローしておくと、英語もかなり上手で
歴史にも造詣が深いナイスガイです。
 
数日カッパドキアで一緒に行動したサイさんもかなり個性的な女性でした。
私と同じ世界を回っている途中でしたが、私が避けてきたバス移動を駆使し、
既に私の倍以上の国を回っています。バス移動で丸一日かかった事もあったとか。
背が小さいのに巨大なバッグを背負って歩きまわり、どこにそんな体力があるんだと感心するばかり。
看護師をやっているとの事だったので、そこで鍛えられたのでしょうか。
カッパドキアでも、ツアーを値切りに値切り、140トルコリラを100リラまで下げさせます。彼女曰く、私達が一緒でなかったらもっと粘ったそうです。
また、服装がかなりの軽装で、薄手のダウンジャケットを着てはいますが、中にはそれほど着込んでいません。
下もレギンスの上にダボダボの薄いズボン?を履くだけです。しかもその格好で雪中のカッパドキアを歩きます。
こんな感じでトルコでは沢山のユニークな人に出会う事が出来ました。
 
アベさんから、一通のメールが届きました。
トルコがシリアのクルド人勢力に攻撃を仕掛けたとの事。このニュースを聞いて青ざめました。紛争なんてニュースでしか聞いたことありません。
イスタンブールは居心地が良くて長いしたい気持ちもあったのですが、そろそろ移動する事にしました。
一週間ほどでしたが、一緒に行動してくれたアサ君や、他の日本人ともお別れになります。一人旅行に戻るのはかなり寂しいです。
サイさんは一足先に出発、エジプトに行きました。アベさんはモロッコに行くとの事。私はギリシャに飛ぶ事にしました。
 
今回はこの辺で。ではでは。