2018年 世界一周旅行 in イタリア その2 ヴェネツィア
ご覧いただきありがとうございます。ヒロです。
ヴェネツィアに到着してから数日経ちましたが、この場所を去るのが何だか勿体なくて
滞在を延長しました。
ヴェネツィアに数日通っていると主な観光場所は概ね回ってしまいますが、
この街はどこを見ても綺麗で、適当に歩き回っても楽しく、美しい光景に出会います。
街は至る所に細い道が縦横無尽に広がっています。
行き止まりかと思ったら左右に道が続いていたりもします。
行き止まりに実際突き当りその先が運河だったりもします。まるで迷路のようです。
お店が多く立ち並ぶエリアを散策しても良いです。
ヴェネツィアで多く見かけるマスクを扱ったお店をはじめ、洋服や鞄、
ヴェネツィアガラスのお店、アクセサリーを扱ったお店も多くあります。
歩き疲れれば近くのカフェで一休み、コーヒーとお菓子を頼んでしばらく寛ぎます。
数日滞在していると違った光景も見られます。
ある日のヴェネツィア濃い霧に覆われていました。海沿いを歩きますが、
海を越えてすぐ横にあるはずの島も見えません。また空気も冷たくとても寒い日でした。
そんな中、偶然立ち寄った図書館を覗いてみたり、スーパーマーケットもあったので
中を見てみたりします。
ヴェネツィアの中には数多くの教会があります。
外見がとても美麗なものや、外見は普通なものの建物内部は
彫刻、絵画の宝庫で一級品の美術品が飾られているもの。
これら教会を覗いてみるのもヴェネツィアの楽しみの一つです。
扉をくぐると美麗な内装や美術品を見つけられるかもしれません。
サンタマリアデッラサルーテ聖堂はそんな教会の一つです。
建物外装に多数の彫刻が飾られており、建物自体が美術品のようです。
また、サンタマリアグロリオーザフラーリ聖堂は外見こそ地味な教会ですが、
内部は多数の美術品に溢れていました。入場料3ユーロかかりましたが、
これなら払っても良いかと思いました。
歩き回るのがしんどくなってきたので、水上バスを利用してみました。
1回7.5ユーロ、一日乗り放題のチケットが20ユーロになります。
往復15ユーロなので乗り放題チケットは必要ないようにも思えますが、
駅前や繁華街近くにしかチケットの売店が見当たりませんので、
島の奥まったところまで行くと帰りのチケットを買うのが難しいのです。
これを考えると結局乗り放題チケットを買った方が安全かと思います。
徒歩で行けないムラーノという島に行ってみました。
ここはガラス工房があるらしく、通りの至る所にヴェネツィアガラスのお店があります。
私は結構キラキラしたものを見るのが好きなので、これらお店を梯子しているだけで
楽しめました。
島の中心地近くにあるムラーノガラス美術館にも立ち寄ってみました。
入口に目立った看板もなくうっかり通り過ぎそうになります。
入場料10ユーロ、ちょっと高いかとも思いますが入ってみます。
ヴェネツィアのガラス工房の歴史は古いらしく、100年以上前の作品も飾られていました。
初期の作品から、現在の作品まで確認することが出来ます。
展示物の一部では、どうやって独特の模様を作っているのかを見ることも出来ました。
ヴェネツィアの食事事情ですが、レストランはどこにでも見つかります。
ただやはり観光地だけあって全体的に高めです。海沿いの眺めの良い店等で
普通に食事すれば3000円程度は覚悟しなければなりません。
ただ、少し工夫をすれば安く済ませることも出来ます。
前記したカフェも多くあります。ハムサンドのようなものは少し高めですが、
クロワッサン等は1ユーロちょっと、150円程度。コーヒーなども2ユーロ程度です。
合計で400円程度。
またヴェネツィアでよく見かけるのが小さなビザ屋さん。
客席が無いお店も多いですが、ピザ1ピースで2ユーロぐらいで食べられます。300円程度。
1ピースといっても元が大きいビザです。ひとつでも結構お腹に溜まります。
こういったお店を利用すれば安く済ませることが出来ます。
これら小さなお店は繁華街から少し離れたところにあるお店が安いようです。
ひっそりとした裏通りを歩いていると、奥まったところにお店を発見したりします。
そんな食費が高いヴェネツィアですので、貧乏旅行の私はスーパーマーケットの総菜で済ませます。
スーパーマーケットの類が見当たらない国も多くあったので本当に助かります。
宿泊中の宿から徒歩15分ほどにCoopがあり、ヴェネツィアからローカルバスで帰ってくると
丁度帰り道に通るので都合がよいのです。
ここで朝食のパンや飲み物、そして晩餐の総菜を入手してから宿に帰ります。
そしてシャワーを浴びて冷え切った体を温め、晩餐とします。
レストランの食事より質素ではありますが、Coopの総菜は美味しかったです。
今回はこの辺で。ではでは。