2018年 世界一周旅行 in イタリア その4 ローマ
ご覧いただきありがとうございます。ヒロです。
ローマ巡りは続きます。主にダンブラウンの天使と悪魔の舞台巡りですね。
どうやって観光地を回るか思案しましたが、一日回って分かったのは
場所によってはローカルバスの待ち時間が長すぎて使いにくい事。
観光地が近いエリアでは徒歩で移動することも多いので、一日乗車券を使うとバスが
勿体なく感じます。
一回乗車券を買って、乗りたい時だけ乗車券を使えばいいかと思い、
乗車券を2枚購入。計3ユーロ。しかしその後このチケットは一度も使わず紛失することになります。
コロッセオに徒歩で移動。リベンジします。
その日は無事に内部に入ることが出来ました。確か12ユーロ、1400円ぐらい。
平日午前中にも関わらず、チケット売り場には行列が出来ていました。
復元模型を見ると、現代のコンサートホールにそっくりです。
コロッセオのチケットと共通らしく、追加料金を払うことなく中に入ることが出来ました。
この場所にはお城かお屋敷の跡地らしきものが広大な敷地に広がっていました。
ヴェネツィア広場前にあるヴィットーリオ・エマヌエーレ2世記念堂です。
ギリシャ神殿のような外見をしています。
外見は似ています。ラファエロの墓もここにあるそうです。
ナヴォーナ広場です。ここにはベルニーニの四大河の噴水があります。
すぐ横にサンタンニェーゼインアゴーネ教会があります。
ここの教会の中に丸いドームに描かれた絵画は見事でした。
サンタ・マリア・デランジェリ・エ・デイ・マルティーリ聖堂です。
この教会の装飾も見事でした。
床に謎のラインと文字が描かれていました。
これは想像ですが、教会に差し込んだ光が日時か季節を表しているという
舞台装置なのでは無いでしょうか。
スペイン広場です。この周辺エリアにはおしゃれなお店が立ち並んでいます。
ポポロ広場です。広場の中央にはオベリクスが設置されています。
オベリクスはカリギュラ帝によってエジプトから持ち込まれたものだそうです。
この豪華な建物は最高裁判所だそうですが、あまりに装飾がすごくまるで美術館のようです。
話は少し変わりますが、ローマの至る所にピザ、パスタの店があります。
その中で私が気に入ったのは、Pinsereというピザ屋さんです。
カウンターしかない、立ち食いソバならぬ立ち食いピザです。
ここのピザにすっかりハマりました。
カウンターに並べられたピザを選ぶと、かまどに入れて焼いてくれます。
5分ほどすると焼き上がり。生地は薄くてパリパリ。具も含めてとても美味しかった。
これで3.5から5ユーロぐらいですので、いう事ありません。
数日間、ずっとここのピザを食べていました。
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ここからはダンブラウンの天使と悪魔の聖地巡りになります。
紹介した場所と被る場所もあります。
小説や映画を見ていない方はネタバレにご注意ください。
第一の科学の祭壇、サンタ・マリア・デル・ポポロ教会です。
外装は改装中で足場に覆われていたのが残念です。
そして中に入るとキージ礼拝堂がありました。キリスト教では一般的なのか
分かりませんが、有名著名人の場合は教会の中に墓が設置されるそうです。
そして小説の通り、壁面にはピラミッドが設置されており、床には骸骨の絵が描かれています。
この骸骨の絵が描かれた丸い石板が蓋になっていて、これが地獄の穴と呼ばれるものです。
昔、有名人の家族、親戚はこぞってこの教会の中の墓という絶好の場所に安置されたがったそうです。
そこで教会が考案したのがこの床下に作られた簡易的な墓で、この中に
多数の遺体が安置されたそうです。
そして問題の次の祭壇を表すベルニーニのハバククと天使です。
この天使が指さすその先にあるものとは・・・
第二の科学の祭壇、サンピエトロ広場のウェストポネンテです。
実物を見たのですが、実はこのレリーフは中央の噴水を丸く囲むように
第三の科学の祭壇、サンタ・マリア・デッラ・ヴィットーリア教会です。
中は豪華な装飾が施され、またそれらに金色が施されています。
白と黄金の色の組み合わせはゴージャスさを醸し出しますね。
そしてベルニーニの聖女テレサの法悦が展示されています。
天使の持つ矢の先に第四の科学の祭壇があるはずです。
第四の科学の祭壇は、ナヴォーナ広場の中央にある四大河の噴水、
そしてオベリクスの先端にある白鳩が指し示す先に、秘密の集会場があるはず。
ここでロバートラングトンとアサシンとの最後の戦いが繰り広げられました。
こんな感じで一通りまわりましたが、実際の教会や彫刻を見ることが出来て
非常に楽しいひと時でした。
あまり良い事ばかり書いてもあれなので、私が現地で感じた事なども。
ローマはとても魅力的な街です。
街の至る所に綺麗な建物があり、教会があり、噴水があります。そして鳩も。
そしてまた多くの観光地で、怪しげな黒人の連中も居たりします。
彼らに何度も絡まれ、強引に腕をつかまれたり時には爪を立てられたりしたことも。
無視して横を通り過ぎて「Fuck you」などとべたべたなセリフを吐かれたこともあります。彼らのおかげで楽しい気分が台無しです。
どうやらこの黒人連中は難民のようです。
難民を受け入れるとしても、受け入れた後にどのように彼らをサポートすれば良いのか
含めてよく検討しなければならないと感じました。
そうなければ彼らもその国で行き場を失い、犯罪行為に手を染めて国全体の治安も
悪化してしまいます。
日本では基本的に日本人しか居ないので、人種問題などもピンときませんが、
自分は人種差別しない!と思っていても、実際に外国に行って現地の人が同じように
考えている訳ではありません。
実際に差別を受ける側になってみると感じるものも変わってきます。
もちろん差別を受ける側の行動にも問題があったりもするのですが、
差別問題というのを解決するのはとても難しいものだという事などを考えたりするのでした。
今回はこの辺で。ではでは。