2017年 世界一周旅行 in タイ その1 バンコク

ご覧いただきありがとうございます。ヒロです。

タイ、バンコクにやってきました。
先日のブログで書いたのですが、マレーシアから夜行列車に乗って
バンコク、フアランボーン駅(Hua Lamphong)まで来たのです。

f:id:fuurainin2:20171206200801j:plain

 

駅についたらまず探そうと思っていたのが、スマホのキャリア会社のカウンターです。
自分のイメージではきっと駅の中にあると思っていたのです。
しかし改札を出て見回しても広いロビーに人が大勢いる様子は見られますが、
そこにキャリア会社は見当たりません。周りはレストランの類しか無さそうです。
駅から出るとコンビニが目に入りましたので、売り場を除くと
simとプリペイドカードは扱ってはいたようですが売り切れています。
スマホが無いと何にも出来ないという事を痛感しました。

宿も予約していなかったのですが、Bookingアプリで調べておいた格安の宿の場所は
Maps.meに登録していました。そこでタクシーを使って宿に移動しました。
ちなみにタクシーの運ちゃんに声をかけられ、それに乗ったのですが
ずいぶんとボッタクられたことに後で気付きました。
距離的には2km足らずの距離で300バーツ(約1000円)請求されたのです。
相場が良く分からなかったので了承してしまったのですが、
後でわかったことですが100バーツでも十分でした。
しかも最後は釣りが無いと言ってきて、360バーツ払う羽目になりました。

さて、今回宿泊したのはEco houseという宿です。

 

f:id:fuurainin2:20171206200858j:plain

写真が分かりづらくてすいません。青い扉の上に赤い文字でECOの看板があります。

地図で大まかな場所は分かるのですが、近づくと地図に載っている道が無かったりして、
たどり着くまでかなり迷いました。
最後は近くに居たおばちゃんに地図を見せ、案内してもらいました。
実はこの宿は貧民街の中にあり、下水道の川向こうに入口があって、
地元の人以外は通らないような場所にあったのです。
何せGoogle mapと道が違っていたりします。

ロケーションは最悪です。どぶ川のすぐ横ですからね。
しかし中を見ると意外と(失礼)綺麗に掃除されていました。
個室でエアコン付き、トイレは洋式(ここ重要)、しかも500バーツ(約1700円)と格安です。
ここに宿泊することに決めました。

宿の周りはかなり面白い場所である事が分かりました。
貧しい人たちが住む場所の真っただ中にあったのです。
周りを歩くと汚い裏路地が縦横無尽に広がっており、この細い道の両側に
地元の人が利用するお店や屋台がありました。

どんなものを売っているのか覗くと、チキンの串焼きやフライドチキン、
カットフルーツを扱っているお店がありパイナップルやマンゴーなどが並べてあります。
フルーツ屋かと思ったのですが売っている様子を見ると、フルーツを細かく切って
さらに何やら調味料をかけてそれと混ぜ合わせていました。
これはおやつというよりサラダなのかもしれません。

バナナを焼いている屋台があり、これも食べてみたところ、
焼き芋のような甘みがあり想像より美味しかったです。
他には春雨のようなものを使ったラーメンのようなものを扱う屋台があったり、
このヌードル料理を私は良く食べました。一杯50バーツ(約170円)です。

さて今回の観光地です。

■ワットポー
見どころは大きな黄金の涅槃像だと思います。
周りには円錐形の塔が多数立っており、この塔は鮮やかな色彩で彩られていました。
お寺の中に学校でもあるのでしょうか、制服を着た小学生低学年ぐらいの子供たちが
多数集まっている場所がありました。
また制服を着た中高生ぐらいの学生も大勢おりました。修学旅行なのでしょうかね。

 

f:id:fuurainin2:20171206201019j:plain

 

■カオサンロード
前々から行ってみたかったカオサンロード。
バックパッカーの町という事で多数の欧米人を見かけます。
汚くした原宿といったところでしょうか。
看板の文字が英語ばかりなので、タイの中でも別の国のようです。
屋台が軒を連ねており、Tシャツやスマホグッズ、軽食のお店、
多く見かけたのがタトゥー屋で、よく見ると欧米人の多くが
タトゥーを入れていました。それも男女問わず。
他には宿泊客がたむろっているバー、レストラン、マッサージ屋があります。

 

f:id:fuurainin2:20171206201108j:plain

 

■ワットアルン
円筒形の塔が特徴の寺院です。
三島由紀夫の小説の舞台になったとか何とか。
私はバスを使って行ったのですが、これは失敗でした。
と言いますのは近くのバス停からさらに徒歩2、30分の距離があったのです。
汗だくになりながらワットアルンに到着しましたが、
裏の川に多くの定期ボートが通っているのを知ってがっくり来ました。
ボートに乗ってくるのが正解だったようです。

後で気付いたのですが、川沿いにワットポー、王宮、カワサンロード等があり、

ボートを利用すれば効率的に見て回れると思います。

 

f:id:fuurainin2:20171206201148j:plain

 

ラジャダムナンスタジアム
ムエタイを行っているスタジアムです。
毎日行っているわけでは無いので事前に確認しましょう。
基本的には月曜日、水曜日、木曜日、日曜日に行われているようです。
開催時間はPM6:00頃。
2等席 立ち見 1000バーツ(約3500円)、1等席 ベンチあり 1800バーツ(約6200円)
リング横2000バーツ(約7000円)
チケット売り場ではリング横を勧められましたが貧乏性の私は2等席を選択。
生の試合は迫力がありました。

 

f:id:fuurainin2:20171206201331j:plain

 

さて、バンコクの町のこれら観光地があるエリア側には交通インフラが進んでおらず、
こちらに行くにはバスに乗るか、トゥクトゥク(三輪バイクタクシー)か
タクシーに乗るしかありません。しかもかなりボッタクってきます。
私もトゥクトゥク乗りと交渉しようとしましたが、彼らは相場より3,4倍以上の値段を
ふっかけてき、こっちは相場知ってるんだぞと言うと、あっちいけと
手を振って追い払われてしまいました。
結局タクシーを捕まえて交渉、相場より若干高い程度で手を打ちました。
丁度夕方の渋滞する時間だったので高くなるのはしょうがないかと
自分を納得させました。

近代化が進んだビル街のパトゥムワンエリアにはきれいなショッピングモールが多く存在し、
鉄道網も発達しているので、こちら側に宿泊すると移動にも買い物にも困らないと思います。

今回はこの辺で。ではでは~

 

2017年 世界一周旅行 in マレーシアからタイへ 鉄道にて

ご覧いただきありがとうございます。ヒロです。
 
先日マレーシアからタイまで電車を使って越境しました。
その様子をお伝えしたいと思います。
 
当初飛行機でタイに向かうつもりでしたが、ネットで調べていると
夜行列車に乗って、タイのバンコクに向かうことが出来るという情報を入手しました。
 
ルートとしましてはマレーシアのクアラルンプールのKL Sentral駅からモノレールに乗り
サンガロ・ブロー駅(Sungai Buloh)で特急に乗り換えます。
そこから国境の町パダン・ブサール駅(Padang Besar)
に向かい出入国手続きを行い、そこからタイの鉄道に乗り換えバンコクに行くというルートになります。
約1500kmの鉄道の旅になります。ワクワクしますね。
 
まず初めにマレーシアのKL Sentral駅で特急券を予約します。
特急券売り場は通常の売り場とは異なる場所にありました。
 
特急券売り場でパダン・ブサール駅までの切符を購入、出発日は数日後
時間は朝が良いと伝えると、AM8:00発の切符を手配されました。
到着時刻はPM1:30ごろです。
値段はRM102(約2700円)ほど。ネットの情報より少し値上がりしていました。
 
そして当日の朝、KL Sentral駅に向かうと特急待ちの人が大勢います。
AM8:00に特急が出発するものと思っていたのですが、時間が近づいても出発する様子がありません。
AM8:00になってようやく駅員が特急番号の書かれた旗を持って別の場所に案内しはじめました。
 
向かった先は鈍行と思われる駅のホーム。私はKL Sentral駅で直接特急に乗れるものと
思い込んでいたため、混乱しました。
結果的にはKL Sentral駅からモノレールに乗ってサンガロ・ブロー駅(Sungai Buloh)で
特急に乗り換えるというルートが正しいものでした。
 
しかし私は周りの人に声かけて聞いたり、駅をウロウロして時間がかなり経過してしまい、
サンガロ・ブロー駅に着いた時には既に特急は出発してしまった後でした。
駅員に相談したところ、1時間ほど後の電車に乗れるよう手配してあげるとの事だったので、
大人しく待ちます。
 
そして駅員に連れられ、特急に無事乗車出来ました。
しかしこの時点で12時近くになっていました。
特急は中が広々していて、食堂車やトイレもあります。
 
(この写真はパダン・ブサール駅から撮ったもの)

f:id:fuurainin2:20171203143606j:plain

 
窓の外を眺めていると、最初は林だらけだった光景が途中から山々が連なる光景に
変わっていきました。
 
国境の窓口が開いているのはPM3:00まで、という情報をネットで見ていたので
今日中の越境は無理かな。国境近くで宿を探すしか無いかと思いながら電車に
揺られること約5時間、PM4:30近くにパダン・ブサール駅(Padang Besar)に到着しました。
案の定、国境窓口はがらんとしています。
ダメもとで窓口に向かうとまだ職員が居ました。なんと手続きをしてくれるとの事。
急いでマレーシアの出国、タイの入国手続きを行いました。
 
タイの入国審査では、電車の切符は持ってるの?と聞かれ持っていないと答えると
切符を買ってこいとの事。
審査が終わってないのに駅内をうろついていいんだろうかと思いつつ、タイ側の駅に移動、
切符を購入します。
上段と下段、どちらの席が良いかと聞かれ下段と答えます。
ネットで下段席の方が眺めが良いと聞いていたからです。
値段は960バーツ(約3300円)でした。
PM5:00発、バンコクには次の日のAM11:00に着くようです。
 
切符購入後、再度入国窓口に向かいます。
タイの入国審査は結構厳しいとの話でしたが、実にあっさり。
どこに行くの?と聞かれたのでバンコク、と答えます。
現金5000バーツ以上持っていないと入国できないと聞いていたのですが、
現金チェックすらされませんでした。実に緩い審査です。
 
タイ時間の5時前に貨物列車がやってきました。
これじゃないだろうと思っていると、貨物列車はホームを通り過ぎました。

f:id:fuurainin2:20171203143741j:plain

しばらくすると貨物の代りに客車を連れて戻ってきました。
 
客車3両ほど、マレーシア側の特急と比べると随分おんぼろの車両です。
しかしそれがいい味出していると言えるかもしれません。
客車に乗り込むと外見から判断するよりは綺麗です。

f:id:fuurainin2:20171203143903j:plain

 
車両はレールの質が悪いのか振動が結構あります。列車は非常にゆっくりと進んでいきます。
窓の外を眺めると、線路のすぐ目の前に水が溢れて出来た川や、半分水没しかかった家々が見えます。
荒れた景色がマレーシア側との違いを見せつけます。
タイはやはり貧しい国なのでしょうか。
 
駅弁を食べ、窓の外の眺めていると眠くなってきました。
駅員が席をベッドに変えてくれてくれ、そのまま就寝。
 
次の日の朝、まだ朝もやのかかる中、外を眺めると湿地帯の中を走っていました。
シラサギのような大型の鳥が飛んでいるのが見えます。
 

f:id:fuurainin2:20171203143815j:plain

 
電車はゆっくりとバンコクに向かい進んでいきます。
そして正午丁度に終点駅、フアランボーン駅(Hua Lamphong)に到着しました。
フアランボーン駅はチューブ型の屋根がある面白い形をしていました。
この形はヨーロッパの駅を連想させます(行ったことないけど)
 

f:id:fuurainin2:20171203143948j:plain

 
電車から降りて気づいたのですが、初めに3両ほどだった車両が20両ほどの大車両になっていました。
途中駅で車両を連結していったのでしょう。道理で途中停車時間が長いわけです。
 
さて、今回の鉄道旅行は以上になります。
今回はこの辺で。ではでは~
 

2017年 世界一周旅行 in マレーシア その1 クアラルンプール

ご覧いただきありがとうございます。ヒロです。
 
マレーシアのクアラルンプールにやってきました。
 
クアラルンプール国際空港に到着したのは早朝3時ごろ。
入国カードも何も書く必要も無く、あっさりと入国できました。
入国出口を過ぎると、こんな時間だというのに携帯キャリア会社の窓口が開いていました。
事前情報で評判が良さそうなMaxisのお店に入りました。
お店の人にsimが欲しいが現金が無いと伝えると、クレジットカードでも支払えるとの事。
値段も手ごろだったのでここで購入。
 
25日間、5GBで50RM(約1350円)ほどでした。安くてお得な感じです。
25日間、3GBで30RM(約800円)のプランでも良かったかも。
 

f:id:fuurainin2:20171125153536j:plain

 
さっそくネットにつないで調べてみると、空港からクアラルンプール中心地の
KL Sentral駅までのバスがあることが分かり、これに乗りました。
 
今回予約したのは、Hotel Drop Inn Logdeというホテル。
Masjid Jamek駅近くにあります。電車に乗って向かいました。
さて到着。入口を見てみたのですが何だか怪しい。
早朝に着きすぎたのかもしれませんが、ドアに鍵が掛かっています。しかも外から。
呼び鈴らしきものも見当たらず、仕方なく近くにあったマクドナルドで時間を潰します。
お昼近くになり宿に行くと、何やら受付の人も戸惑っています。
電話でオーナーに繋いだので話してくれとの事で、話を聞くと何と泊まれないとの事。
 
気を取り直し、Bookingアプリで他の宿を探してみると、すぐ近くに1000 Miles Hotelという
ホテルがあります。
値段もほどほどでしたので、ここの個室に泊まることにしました。
割引価格で予約し一泊90RM程度(2500円)(税込み)でした。
 

f:id:fuurainin2:20171125154520j:plain

 
ほぼ飛び込みで見つけた宿ですが良い宿を見つけました。
この宿は清潔感があり、また朝食も簡単なものですがついてきます。
またトイレが洋式なのが特に良い!この国は和式のものも多いのでこれは助かります。
コインランドリーはありませんが、宿の正面にランドリー屋がありますし。
 
さて今回の観光地です。
まずはペトロナス ツインタワー(Petronas Twin Towers )に向かいます。
最寄駅はKLCC駅です。
 

f:id:fuurainin2:20171125154943j:plain

 
中はショッピングセンターになっており、伊勢丹も入っていました。
 
 
国立モスク(新モスク)(Masjid Negara )
 

f:id:fuurainin2:20171125155546j:plain

 
白を基調とし、青をアクセントとした綺麗な建物です。
信者以外お断りされないか心配しましたが、中に入ることが出来ました。
 
ここでの思い出は、建物自体より大雨に降られた事と
ここに行くまでの道が分かりにくいという事の方が印象が強いです。
最寄り駅がPasar Seni駅だったのですが、歩いていこうとすると途中歩道がありません。
ところどころ幹線道路を強行突破することになりました。
正規ルートはどこから行くのが正しいのでしょうか。
クアラルンプールで感じるのは、幹線道路横に歩道が必ずしも有るわけでは無い事です。
Googleマップ通りに歩いて、車道を歩くことも多々ありました。
 
バトゥ洞窟
 

f:id:fuurainin2:20171125160052j:plain

 
ここはKL Sentral駅から電車で1時間ほどでしょうか。
Batu Caves駅近くにあります。駅を出るとすぐ横に切り立った岩山があり、
洞窟の入口がありますがこれではありません。別の施設です。
ここは猿が多く要注意です。食べ物を持っていると襲ってくるそうです。
この道を100mほど歩くと、長い階段が見えてきます。
これがバトゥ洞窟入口の階段です。
私が行った時には寺院が修繕中でした。
階段を登ってみましたが、かなりきつい。
段数もかなりありますし、段の幅が狭いので足を踏み外さないか心配になります。
しかも落ちたら地上まで真っ逆さまです。
しっかりした靴を履いていきましょう。
 
階段を登りきると、広い洞窟が広がっています。
この洞窟の中にさらに石造りの神殿のようなものがありました。
前日に雨が降ったせいか、上から大量の水が滴り落ちてきました。
 
スルタン・サラディン・アブドゥル・アジズ・モスク
モスク(Sultan Salahuddin Abdul Aziz Mosque)
 

f:id:fuurainin2:20171125160457j:plain

 
ここはバスを使って行きました。1時間ほどでしょうか。
Pasar Seni駅近くのバスターミナルから750番のバスに乗り
Hentian Pusat Bandarに行きます。ここから徒歩10分ほどです。
 
イスラム博物館
Muzium Kesenian Islam Malaysia
 

f:id:fuurainin2:20171125160713j:plain

 
これは先ほどの国立モスクの近くにあります。
コーランや昔の衣装、武器等が飾られていました。
 
ここでの思い出は、帰りのタクシーでぼったくられたことです(笑)
丁度雨が降り出したので、博物館に止まっていたタクシーに乗ったのですが、
このタクシーが最悪でした。
遠回りする、場所を説明しても「道の名前を言え」(最寄りの駅名で普通分かるだろ!)、
メーターはすごいスピードで値上がりする
(前日に同じルートでタクシーを使ったので相場は分かっていました。多分2,3倍の
速度で値段が上がっていました)、しかも駅のかなり遠くで降ろされる
(駅前の渋滞した道に入りたくなかったのでしょう)、文句を言いかけましたが、
スピードメーターで渋滞に入ったらいくら取られるか分かったものじゃないと思い直し、
とっとと降りることにしました。
 
さて、次は電車を使ってタイに入国することにチャレンジしてみます。
クアラルンプールからタイのバンコクまで夜行列車に乗っていけることが分かったためです。
国境で乗り換えが必要となりますが、無事たどり着けるでしょうか。
 
今回はこの辺で。ではでは~
 

2017年 世界一周旅行 in オーストラリア その2 シドニー

ご覧いただきありがとうございます。ヒロです。
 
せっかくなのでオーストラリアの他の場所も見てみようかと思い、
今度はシドニーにやってきました。
シドニーで有名なオペラハウスでも見てみようと思ったわけです。
 
さて今回泊まった宿もドミトリーです。
エストエンド バックパッカー(Westend Backpackers)
という場所に数泊しました。
一泊3000円ほど。オーストラリアは物価が高いです。
 

f:id:fuurainin2:20171123150313j:plain

f:id:fuurainin2:20171123150353j:plain

 
この宿ですが、本当にごちゃごちゃとした宿です。
入口が建物の2階(宿的には1階。1階は元々何かのお店跡?)にありまして、
2階のドアを開けると、目の前には若者だらけのバーのような雰囲気。
テーブルを囲んで旅行者達が談笑しています。
あっけにとられながらも左奥のカウンターに向かい、チェックインを済ませると
ドミトリーの部屋に入ると、そこにはカオス空間が。
部屋にたくさんの2段ベッドがあり、その周りにバックパックとその中身を
おっびろげており、部屋の中はめっちゃくちゃです。
それでも、日本人の女の子3人組が泊まっていました。逞しすぎるぞ君たち。
 
コンセントが壁沿いの数か所しかなく、充電するために少し離れた場所に物を
置かなければならないのですが、ええ、モバイルバッテリーを盗まれました(泣)
盗まれたのがスマホやデジカメで無かったのは不幸中の幸いでしょうか。。。
どうしようもないとは思いつつ、カウンターにいる女の子に報告すると、
"Sorry"と何度も繰り返すばかりでしたが、そもそもどうしようも無いと
思っているので引き下がります。
 
宿のサービスや施設はともかく立地としては最高の場所です。
セントラル駅(Central)とMuseum駅の中央、駅から歩いて5分ほどにあり、
駅の名前の通り、近くには複数の博物館があり、また広大な広さの公園も
多数あります。
 
さてシドニーの街並みですが、これは文句なしに綺麗な街です。
洗練されているといいましょうか、建物の外観も欧風の装飾が施された
建物が多く立ち並び、眺めているだけでもとても楽しい街です。
特に驚いたのが市役所で、あまりに凝った外観なので何かの博物館か遺跡かと
思いましたが、市役所でした。本当に遺跡なのかもしれませんが。
少々難点なのが坂が多いことですね。
 
下の写真は市役所近くのモールです。
同じような意匠の凝った建物が周りに多くあります。
 

f:id:fuurainin2:20171123150603j:plain

 
宿からオペラハウスまで電車で2区間ほど、歩けなくもない距離です。
私は公園の中を散策したかったので、この区間を歩き回りました。
この公園ですが、本当に広い上に手入れされており多くのシドニーっ子や観光客を
楽しませていました。
 

f:id:fuurainin2:20171123150732j:plain

f:id:fuurainin2:20171123150803j:plain

 
公園を抜けると海に突き出すようにオペラハウスが見えてきました。
特徴的な大きな貝殻のような屋根が白く光っています。
入口を潜り、中のガイド(日本語で書かれたものがあった)を読んでみると、
オペラハウスのホールを見学できるツアーがあったので、参加してみます。
費用は25オートラリアドル、シェルの中を見てきました。
 
ウルルではツアー代をケチってしまったので、今回は少し奮発し
ブルーマウンテンズ国立公園(Blue Mountains National Park)の
ツアーに申し込みました。ツアー料金は15000円ほどでした。
 
早朝に宿近くのホテル前からバスでピックアップされ、ブルーマウンテンズ国立公園に
向かいます。
ブルーマウンテンズ国立公園はオーストラリア版のグランドキャニオンといわれるような
場所で、切り立った山々が見えるらしいのですが当日はあいにく天気が悪く、
スリーシスターズと呼ばれる山も霞んでおります。
 

f:id:fuurainin2:20171123150838j:plain

 
この国立公園の面白いところは、山を見るだけでなくロープウェイに乗って、
崖下の森を歩くことが出来るところです。ロープウェイに乗って下っていくと、
鬱蒼とした森の中に入りました。木でできた遊歩道が整備されており、
この道に沿って歩きます。周りはシダ植物や高い木々が生い茂り、
やはり日本の植生とは異なる事を感じます。
 

f:id:fuurainin2:20171123150923j:plain

 
森から崖の上に戻る際には別のロープウェイ(?)に乗って戻りましたが、
これが非常に急こう配の坂を昇り降りします。最大角度で51%とか書いてあります。
まるでアトラクションのようです。
 

f:id:fuurainin2:20171123151006j:plain

 
山々を散策後、途中小さな町で昼食を取り、その後動物園に寄りました。
この動物園での見どころは、コアラとカンガルーでしょう。
コアラと一緒に写真を撮れるコーナーや、カンガルーと触れ合うことが出来る広場がありました。
小さいカンガルー(おそらくワラビー)を触ってみましたが、猫の毛のような
柔らかい手触りでした。
 

f:id:fuurainin2:20171123151104j:plain

f:id:fuurainin2:20171123151136j:plain

 
動物園の後はシドニーに戻りツアーは終了となりました。
 
今回はこの辺で。ではでは~
 

2017年 世界一周旅行 in オーストラリア その1 ウルル

ご覧いただきありがとうございます。ヒロです。

フィリピンの英語学校も無事卒業し、次の目的地、
オーストラリアのウルル(Uluru)に向け出発しました。
今この文章はウルルにて書いています。
ここにはエアーズロック(Ayers Rock)というデカい一枚岩がありまして、
一度で良いからこれを見てみたかったのです。
エアーズロックは日本でも広く紹介されているため、皆さんもご存知かと思います。

私の滞在していたセブからですと、ウルルには直接行くことが出来ません。
そこで私が取ったルートが、
セブ島→マニラ(フィリピン)→シドニー(Sydney)(オーストラリア)→ウルル
というものです。もっと良いルートがあったかもしれませんが、値段を優先的に調べたらこのようなルートになりました。
乗り継ぎ時間なども合わせてほぼ丸一日かかりました。
飛行機の中では良く寝られるはずもなく、ヘトヘトなりながら到着。

 

f:id:fuurainin2:20171116154550j:plain

 

空港とホテルエリアは無料のシャトルバスが運行していた為、
これに乗って移動。
しかし、バスが他のホテルに停車中、ふと窓の外を見ると、私のものと
良く似たスーツケースが降ろされているではありませんか。
慌てて、バスから飛び降りると、案の定私のスーツケース。
行先のホテル名を言い間違えたか?とぼんやりしているとバスが発車してしまいました。
まじか、と思いながら遠ざかるバスを唖然と見つめる自分。
スマホで地図を確認すると、目当てのホテルは1km程。
諦めてスーツケースをもって歩き出しました。
(後で分かったことですが、このエリアは20分おきにバスが
周回しているので、次のバスを待てば良かったようです)

重いスーツケースをゴロゴロと引きずって歩いていると
途中ですれ違った車が停車しました。
おじさんがどこへ行くんだ?と聞いてきます。
マーク(うろ覚え)というそのナイスガイは、
私がホテル名を言うとそこまで乗せてくれました。
外を歩くときは水を持っていないとダメだ、と言いながら
私に水までくれました。
ありがとうマーク。君の親切は忘れないよ(名前を忘れているけど)

私が宿泊しているのは、空港近くのユーラーラ(Yulara)というエリアにある、アウトバックイオニアホテル&ロッジ(Outback Pioneer Hotel & Lodge)という場所です。
このホテルは名前の通り開拓者の街をイメージされて作られており、
簡素な外観の建物ですが、内装はしっかりしています。
このホテルは小さなコテージがたくさん並び、野外バーやレストラン、
プールまでついています。
私が泊まったのはもちろん安いロッジ(ドミトリー)の方(笑)。

荷物を部屋に置き一息つくと、近くにあるという小さな商店街に
向かいます。
道路沿いに行くと遠いので、荒れ地の中にある道を歩いていきます。
地面の土は驚くほど赤く、道の両側には枯草のように見える植物や灌木と、
背の高く針のような葉をもつ木が生えており、意外と植物が多いです。

(荒れ地の道の写真)

f:id:fuurainin2:20171116154646j:plain

 

商店街に着き、中をうろつきまわるとツアーインフォメーションを発見。
中を覗いてみます。中には様々なツアー会社のカウンターがありました。
まずはパンフレットをかき集めてみてみます。
中にはヘリコプターや飛行機に乗ってエアーズロックを見ることが
出来るツアーがあるようです。

渓谷を歩くアクティビティーツアーなどもあるようですが、
私の目的はエアーズロックを見ること。
日の出、夕暮れにエアーズロックを見るツアーがあったので、
私は夕暮れのツアーにその場で申し込み、、、したかったのですが、
カウンターに行くと既に定員一杯との事、他の会社に聞いてみたら?
と言われましたが、この話の内容理解するだけで一杯いっぱいで
私の気力は萎え、
結局ホテルのカウンターに頼んで代わりに申し込んでもらいました。

後で聞くとKings Canyonというところを歩くツアーが良いそうですね。

夕方にツアーバスが到着、ガイドにウルルの入場料$25を支払いバスは
出発します。バスはどんどん南に進みエアーズロックが近づいてきます。
お、大きい。今まで憧れていたエアーズロックの大きさに圧倒されます。
実は遠くからもエアーズロックは見えていたのですが、実際に
近づいてみると想像以上の大きさに驚きます。
まさに山です。これがひとつの岩の塊だというのですから驚きます。
エアーズロックの周りには何もなく、草原が広がっています。
なんでこの岩だけぽつんと存在するんでしょうか。

バスはぐるっとエアーズロックを一周していきました。
途中、かなり近くを走りましたが近づくと岩壁としか感じません。
表面を見ると、ところどころ窪みが見え、また崩れた石が
裾野に転がっています。
今後も浸食が進み、姿が変わっていくのでしょうね。

f:id:fuurainin2:20171116155016j:plain

 

バスガイドさんは色々と英語でエアーズロックについての説明を
してくれていたようですが、私の英語力では全く分かりませんでした。
どうやらエアーズロックについての経緯や歴史を語っていたと思われます。

ぐるっと一周後、バスは広い駐車場に到着。
おぉ、ここからの眺めが一般的によく知られているエアーズロックの姿か。
実はバスで走っていた時の方が遥かに近くに見られるのですが、
見栄えが良い地点はここなのでしょう。

ツアー客はこぞって写真を撮っており、私も負けじと写真を
撮りまくります。夕焼けに照らされたエアーズロックはいよいよ
真っ赤に染まり、空の青さの中に浮かび上がっていました。

 

f:id:fuurainin2:20171116154921j:plain

 

駐車場には、アボリジニと思わしき黒人のおばちゃん質が、
刺繍が入った布を売っているようでした。

駐車場横のスペースにはツアー客用に飲み物としてジュースやシャンパン、
スナックやカット野菜が置かれており、これを皆盛大に頬張っています。
しかしこの時私はお腹の調子が悪く、これよりトイレに行きたくて
食べずに終わるという結果になってしまいました。

宿に戻ると同室の日本人が置いて行ってくれたワインなどと、
近くのスーパーで用意した総菜でささやかな晩餐を行いました。

私がウルルで見たかったもう一つのものは南半球の星空です。
ウルルでは砂漠の真ん中なので、特に星空が綺麗との話なのです。

ただ、ユーラーラは数が多くないとはいえ、周りに街灯や宿泊施設の
明かりがあります。
これで果たして見えるのかと思いながら、夜中に夜空を見上げること数日、
やっと星空を見ることが出来ました。
完全に満天の星空とはいきませんでしたが、日本ではなかなか見ることが
出来ない星の数です。さっそくデジカメで何度も写真を撮りましたが、
星空を撮るのは難しいですね。
星を写すにはシャッタースピードを落とす必要があるのですが、
三脚を持っていない為、ブレブレの写真になってしまいました。
撮れても、目の前に見える数ほどは見えません。
天体写真を撮るにはかなりしっかりした機材が必要かもしれません。

 

f:id:fuurainin2:20171116155114j:plain

 

私のウルルでのふたつの目標だったエアーズロック見学と

星空見学を終え、次はシドニーに向かいます。

 

2017年 世界一周旅行 in フィリピン その5 英語学校

ご覧いただきありがとうございます。ヒロです。
 
先日、英語学校を卒業しました。
ここでは約2か月間勉強したのですが、正直言って
今の私の英語レベルでは使い物になりません(汗)
 
何を言っているのか良く分からない、というのは前と同じ、
聞き取れた単語の端々から意味を推測するというレベルです。
スピーチも途切れ途切れで何とか話すという有様、
言いたい言葉が出てこず、グーグル翻訳ソフトに頼ることになります。
いつもありがとう、グーグル先生
 
多少身につけられた事は、下手な英語でも話すことが
出来る勇気でしょうか。
最初は下手糞な英語を話すのが恥ずかしく、
全く話すことすら出来ませんでした。
先生方がしょっちゅう Don't be shy(恥ずかしがるな)
と言っておりました。
途中で開き直り、ブロークンイングリッシュで話すことにしました。
 
あ、こう書くと学校を非難してるように見えるかもしれませんが、
そのつもりは全くありません。全て私自身の問題です。
先生方も一生懸命教えてくれましたし。
 
私が通っていたのはCebu Studyという英語学校で、
3人の若い韓国人が経営しています。
この3人は元この学校の生徒で、どういう話の流れか
よく分かりませんが、この学校を経営することになったそうです。
 
さて授業ですが、私の選択したコースではマンツーマン授業が3つほど、
グループ授業が3つほどです。
 
やっぱり気楽なのはマンツーマン授業です。
聞き取れなかったりした場合でも、気楽に聞き直すことが出来ます。
先生によっては雑談だけで終わったり、フィリピンの事などを教えて
もらいました。
文法を中心に、がっつりと教えてくれる授業もありました。
しかしそもそもその文法の説明が分かりません。
 
グループレッスンが楽しめるのは他の生徒次第だと思います。
私が一緒になったのは、主に韓国人、そして少しの日本人、
 
私が特に印象に残っているのは、とある韓国人で、とても個性的でした。
かなり英語を勉強しているらしく、最初からペラペラと話すことが
出来ました
(もっと英語が出来る日本人生徒から言わせると、文法がめちゃくちゃ
だとの事ですが、私からするとかなり出来ます)
そしてエネルギッシュで勉強熱心、授業以外でもしっかり自習、
しかもホテルやお店で使うと思われるシチュエーションの
英文を考え、これを覚えて実際にホテルをはしごし、
部屋の値段を聞いてきたり、部屋の内装などをチェックしてきたとの事。
彼曰く、学校外との人と話すのは練習になる、との事。
確かに学校内では、話が分からない場合、先生が何度も繰り返し
説明してくれますが、外ではそうはいきませんからね。
 
そして彼には美人の奥さんと二人の子供がおり、
奥さんががっつり稼いでいるとの事。
彼自身は以前大きな会社で働いており、仕事でしばらく中国に出張、
巨額の金が絡んだ仕事をしていたとの事。そして
その為、中国人が仕事を受注する為、彼に色々と接待を
してくれたの事(プライバシーの為、詳細は避けます)
 
家も二軒、平屋の庭付きの広い家で、もう一軒は両親の為に
買ったものだそうです。
そして週末には友達を読んで、料理自慢の彼が作った料理を
囲んでパーティしているとの事。
 
どんだけリア充なんだと言いたくなります。
しかし彼は途中で授業を変えてしまい、だんだん疎遠になってきます。
思い当たる節は色々ありますが、色々と遊びに誘ってくれているのに
私が曖昧な返事ばかりしていましたし、私に嫌気が差したのかもしれません。
 
しかし彼は、体調を崩し韓国に帰国してしまいました。
私よりも長くいるはずだった彼が途中で帰国してしまうことに
ショックを受け、最後に会ったときに、感謝の気持ちを伝えたかった
のですが、私の語学力ではそれすらままならす、彼の背中を
ポンポンと叩く程度しか出来なかったのです。
彼は今頃、韓国でエネルギッシュに働いているでしょうか。
 
今回はこの辺で。ではでは~
 

2017年 世界一周旅行 in フィリピン その4 モアルボアル

ご覧いただきありがとうございます。ヒロです。
 
先日、フィリピンのモアルボアルという場所に行ってまいりました。
ちょうどハロウィンが近いとの事で、学校が三日(!)も休みになり、
せっかくなので小旅行でも、という事になったのです。
しかしハロウィンで三日も祝日にしてしまうとは流石フィリピン。
 
モアルボアルはフィリピン、セブ島の中央、やや西側寄りにある
小さなリゾートビーチです。主に欧米人が立ち寄るビーチとの事で、
建物の雰囲気もフィリピンとは違っていました。
 
同行者は英語学校の生徒の日本人一人、そしてフィリピンの男の先生、
そして私、と3人です。
全て男というのが残念。。。
そしてレンタカーを二日間、しかもドライバー付きという随分とリッチな
手段でモアルボアルに向かいます。
 
さて、モアルボアルに到着しました。
Marina Village Dive Resortホテルのチェックインを済ませ、
さっそく海を見てみます。
すると何故か海の色が2色に見えるのです。
ひとつはエメラルドグリーンの透き通った青、もう一つは紺色の
深い青色です。
 
 

f:id:fuurainin2:20171116153014j:plain

 
 
実際に泳いでみたところ、砂浜から少し沖の方に行くと
切り立った棚になっており、ここから一気に数十メートルの深さになっていました。そして水面数メートル下には魚群が見えます。
辺りを見回すと、スキューバーダイビングのウェアを纏った人たちが
おり、ダイビングポイントになっているようです。
 
残念ながら私は目が悪く、海中の様子が良く見えなかったのですが、
一緒に同行した人は海底にダイバーが居たとの事です。
 
昼食は、Tipolo Beach Resortというホテルに併設された
レストランでビザを食べることにしました。
このレストランは学校の生徒の韓国人から教えてもらったもので、
ピザが美味しいと教えてもらったからです。
 
マルガリータと野菜が乗ったピザを注文、
しばらくするとピザが到着、生地がパリパリのピザで
香ばしく、野菜もジューシーで美味しいものでした。
 
 

f:id:fuurainin2:20171116153144j:plain

 
食事が終わると、他の二人はまた泳ぐとの事でしたが、
体力の無い私は海沿いのテーブルに座ってマンゴージュースで
寛いでおりました。
 

f:id:fuurainin2:20171116153334j:plain

 
この後、同じ学校の生徒にばったり出会ったり、
二日目は近くのホワイトビーチというところでまったりして過ごしました。
 
今回はこの辺で。ではでは~