2017年 世界一周旅行 in タイ その1 バンコク
ご覧いただきありがとうございます。ヒロです。
タイ、バンコクにやってきました。
先日のブログで書いたのですが、マレーシアから夜行列車に乗って
バンコク、フアランボーン駅(Hua Lamphong)まで来たのです。
駅についたらまず探そうと思っていたのが、スマホのキャリア会社のカウンターです。
自分のイメージではきっと駅の中にあると思っていたのです。
しかし改札を出て見回しても広いロビーに人が大勢いる様子は見られますが、
そこにキャリア会社は見当たりません。周りはレストランの類しか無さそうです。
駅から出るとコンビニが目に入りましたので、売り場を除くと
simとプリペイドカードは扱ってはいたようですが売り切れています。
スマホが無いと何にも出来ないという事を痛感しました。
宿も予約していなかったのですが、Bookingアプリで調べておいた格安の宿の場所は
Maps.meに登録していました。そこでタクシーを使って宿に移動しました。
ちなみにタクシーの運ちゃんに声をかけられ、それに乗ったのですが
ずいぶんとボッタクられたことに後で気付きました。
距離的には2km足らずの距離で300バーツ(約1000円)請求されたのです。
相場が良く分からなかったので了承してしまったのですが、
後でわかったことですが100バーツでも十分でした。
しかも最後は釣りが無いと言ってきて、360バーツ払う羽目になりました。
さて、今回宿泊したのはEco houseという宿です。
写真が分かりづらくてすいません。青い扉の上に赤い文字でECOの看板があります。
地図で大まかな場所は分かるのですが、近づくと地図に載っている道が無かったりして、
たどり着くまでかなり迷いました。
最後は近くに居たおばちゃんに地図を見せ、案内してもらいました。
実はこの宿は貧民街の中にあり、下水道の川向こうに入口があって、
地元の人以外は通らないような場所にあったのです。
何せGoogle mapと道が違っていたりします。
ロケーションは最悪です。どぶ川のすぐ横ですからね。
しかし中を見ると意外と(失礼)綺麗に掃除されていました。
個室でエアコン付き、トイレは洋式(ここ重要)、しかも500バーツ(約1700円)と格安です。
ここに宿泊することに決めました。
宿の周りはかなり面白い場所である事が分かりました。
貧しい人たちが住む場所の真っただ中にあったのです。
周りを歩くと汚い裏路地が縦横無尽に広がっており、この細い道の両側に
地元の人が利用するお店や屋台がありました。
どんなものを売っているのか覗くと、チキンの串焼きやフライドチキン、
カットフルーツを扱っているお店がありパイナップルやマンゴーなどが並べてあります。
フルーツ屋かと思ったのですが売っている様子を見ると、フルーツを細かく切って
さらに何やら調味料をかけてそれと混ぜ合わせていました。
これはおやつというよりサラダなのかもしれません。
バナナを焼いている屋台があり、これも食べてみたところ、
焼き芋のような甘みがあり想像より美味しかったです。
他には春雨のようなものを使ったラーメンのようなものを扱う屋台があったり、
このヌードル料理を私は良く食べました。一杯50バーツ(約170円)です。
さて今回の観光地です。
■ワットポー
見どころは大きな黄金の涅槃像だと思います。
周りには円錐形の塔が多数立っており、この塔は鮮やかな色彩で彩られていました。
お寺の中に学校でもあるのでしょうか、制服を着た小学生低学年ぐらいの子供たちが
多数集まっている場所がありました。
また制服を着た中高生ぐらいの学生も大勢おりました。修学旅行なのでしょうかね。
■カオサンロード
前々から行ってみたかったカオサンロード。
バックパッカーの町という事で多数の欧米人を見かけます。
汚くした原宿といったところでしょうか。
看板の文字が英語ばかりなので、タイの中でも別の国のようです。
屋台が軒を連ねており、Tシャツやスマホグッズ、軽食のお店、
多く見かけたのがタトゥー屋で、よく見ると欧米人の多くが
タトゥーを入れていました。それも男女問わず。
他には宿泊客がたむろっているバー、レストラン、マッサージ屋があります。
■ワットアルン
円筒形の塔が特徴の寺院です。
三島由紀夫の小説の舞台になったとか何とか。
私はバスを使って行ったのですが、これは失敗でした。
と言いますのは近くのバス停からさらに徒歩2、30分の距離があったのです。
汗だくになりながらワットアルンに到着しましたが、
裏の川に多くの定期ボートが通っているのを知ってがっくり来ました。
ボートに乗ってくるのが正解だったようです。
後で気付いたのですが、川沿いにワットポー、王宮、カワサンロード等があり、
ボートを利用すれば効率的に見て回れると思います。
■ラジャダムナンスタジアム
ムエタイを行っているスタジアムです。
毎日行っているわけでは無いので事前に確認しましょう。
基本的には月曜日、水曜日、木曜日、日曜日に行われているようです。
開催時間はPM6:00頃。
2等席 立ち見 1000バーツ(約3500円)、1等席 ベンチあり 1800バーツ(約6200円)
リング横2000バーツ(約7000円)
チケット売り場ではリング横を勧められましたが貧乏性の私は2等席を選択。
生の試合は迫力がありました。
さて、バンコクの町のこれら観光地があるエリア側には交通インフラが進んでおらず、
こちらに行くにはバスに乗るか、トゥクトゥク(三輪バイクタクシー)か
タクシーに乗るしかありません。しかもかなりボッタクってきます。
私もトゥクトゥク乗りと交渉しようとしましたが、彼らは相場より3,4倍以上の値段を
ふっかけてき、こっちは相場知ってるんだぞと言うと、あっちいけと
手を振って追い払われてしまいました。
結局タクシーを捕まえて交渉、相場より若干高い程度で手を打ちました。
丁度夕方の渋滞する時間だったので高くなるのはしょうがないかと
自分を納得させました。
近代化が進んだビル街のパトゥムワンエリアにはきれいなショッピングモールが多く存在し、
鉄道網も発達しているので、こちら側に宿泊すると移動にも買い物にも困らないと思います。
今回はこの辺で。ではでは~
2017年 世界一周旅行 in マレーシアからタイへ 鉄道にて
2017年 世界一周旅行 in マレーシア その1 クアラルンプール
2017年 世界一周旅行 in オーストラリア その2 シドニー
2017年 世界一周旅行 in オーストラリア その1 ウルル
ご覧いただきありがとうございます。ヒロです。
フィリピンの英語学校も無事卒業し、次の目的地、
オーストラリアのウルル(Uluru)に向け出発しました。
今この文章はウルルにて書いています。
ここにはエアーズロック(Ayers Rock)というデカい一枚岩がありまして、
一度で良いからこれを見てみたかったのです。
エアーズロックは日本でも広く紹介されているため、皆さんもご存知かと思います。
私の滞在していたセブからですと、ウルルには直接行くことが出来ません。
そこで私が取ったルートが、
セブ島→マニラ(フィリピン)→シドニー(Sydney)(オーストラリア)→ウルル
というものです。もっと良いルートがあったかもしれませんが、値段を優先的に調べたらこのようなルートになりました。
乗り継ぎ時間なども合わせてほぼ丸一日かかりました。
飛行機の中では良く寝られるはずもなく、ヘトヘトなりながら到着。
空港とホテルエリアは無料のシャトルバスが運行していた為、
これに乗って移動。
しかし、バスが他のホテルに停車中、ふと窓の外を見ると、私のものと
良く似たスーツケースが降ろされているではありませんか。
慌てて、バスから飛び降りると、案の定私のスーツケース。
行先のホテル名を言い間違えたか?とぼんやりしているとバスが発車してしまいました。
まじか、と思いながら遠ざかるバスを唖然と見つめる自分。
スマホで地図を確認すると、目当てのホテルは1km程。
諦めてスーツケースをもって歩き出しました。
(後で分かったことですが、このエリアは20分おきにバスが
周回しているので、次のバスを待てば良かったようです)
重いスーツケースをゴロゴロと引きずって歩いていると
途中ですれ違った車が停車しました。
おじさんがどこへ行くんだ?と聞いてきます。
マーク(うろ覚え)というそのナイスガイは、
私がホテル名を言うとそこまで乗せてくれました。
外を歩くときは水を持っていないとダメだ、と言いながら
私に水までくれました。
ありがとうマーク。君の親切は忘れないよ(名前を忘れているけど)
私が宿泊しているのは、空港近くのユーラーラ(Yulara)というエリアにある、アウトバックパイオニアホテル&ロッジ(Outback Pioneer Hotel & Lodge)という場所です。
このホテルは名前の通り開拓者の街をイメージされて作られており、
簡素な外観の建物ですが、内装はしっかりしています。
このホテルは小さなコテージがたくさん並び、野外バーやレストラン、
プールまでついています。
私が泊まったのはもちろん安いロッジ(ドミトリー)の方(笑)。
荷物を部屋に置き一息つくと、近くにあるという小さな商店街に
向かいます。
道路沿いに行くと遠いので、荒れ地の中にある道を歩いていきます。
地面の土は驚くほど赤く、道の両側には枯草のように見える植物や灌木と、
背の高く針のような葉をもつ木が生えており、意外と植物が多いです。
(荒れ地の道の写真)
商店街に着き、中をうろつきまわるとツアーインフォメーションを発見。
中を覗いてみます。中には様々なツアー会社のカウンターがありました。
まずはパンフレットをかき集めてみてみます。
中にはヘリコプターや飛行機に乗ってエアーズロックを見ることが
出来るツアーがあるようです。
渓谷を歩くアクティビティーツアーなどもあるようですが、
私の目的はエアーズロックを見ること。
日の出、夕暮れにエアーズロックを見るツアーがあったので、
私は夕暮れのツアーにその場で申し込み、、、したかったのですが、
カウンターに行くと既に定員一杯との事、他の会社に聞いてみたら?
と言われましたが、この話の内容理解するだけで一杯いっぱいで
私の気力は萎え、
結局ホテルのカウンターに頼んで代わりに申し込んでもらいました。
後で聞くとKings Canyonというところを歩くツアーが良いそうですね。
夕方にツアーバスが到着、ガイドにウルルの入場料$25を支払いバスは
出発します。バスはどんどん南に進みエアーズロックが近づいてきます。
お、大きい。今まで憧れていたエアーズロックの大きさに圧倒されます。
実は遠くからもエアーズロックは見えていたのですが、実際に
近づいてみると想像以上の大きさに驚きます。
まさに山です。これがひとつの岩の塊だというのですから驚きます。
エアーズロックの周りには何もなく、草原が広がっています。
なんでこの岩だけぽつんと存在するんでしょうか。
バスはぐるっとエアーズロックを一周していきました。
途中、かなり近くを走りましたが近づくと岩壁としか感じません。
表面を見ると、ところどころ窪みが見え、また崩れた石が
裾野に転がっています。
今後も浸食が進み、姿が変わっていくのでしょうね。
バスガイドさんは色々と英語でエアーズロックについての説明を
してくれていたようですが、私の英語力では全く分かりませんでした。
どうやらエアーズロックについての経緯や歴史を語っていたと思われます。
ぐるっと一周後、バスは広い駐車場に到着。
おぉ、ここからの眺めが一般的によく知られているエアーズロックの姿か。
実はバスで走っていた時の方が遥かに近くに見られるのですが、
見栄えが良い地点はここなのでしょう。
ツアー客はこぞって写真を撮っており、私も負けじと写真を
撮りまくります。夕焼けに照らされたエアーズロックはいよいよ
真っ赤に染まり、空の青さの中に浮かび上がっていました。
駐車場には、アボリジニと思わしき黒人のおばちゃん質が、
刺繍が入った布を売っているようでした。
駐車場横のスペースにはツアー客用に飲み物としてジュースやシャンパン、
スナックやカット野菜が置かれており、これを皆盛大に頬張っています。
しかしこの時私はお腹の調子が悪く、これよりトイレに行きたくて
食べずに終わるという結果になってしまいました。
宿に戻ると同室の日本人が置いて行ってくれたワインなどと、
近くのスーパーで用意した総菜でささやかな晩餐を行いました。
私がウルルで見たかったもう一つのものは南半球の星空です。
ウルルでは砂漠の真ん中なので、特に星空が綺麗との話なのです。
ただ、ユーラーラは数が多くないとはいえ、周りに街灯や宿泊施設の
明かりがあります。
これで果たして見えるのかと思いながら、夜中に夜空を見上げること数日、
やっと星空を見ることが出来ました。
完全に満天の星空とはいきませんでしたが、日本ではなかなか見ることが
出来ない星の数です。さっそくデジカメで何度も写真を撮りましたが、
星空を撮るのは難しいですね。
星を写すにはシャッタースピードを落とす必要があるのですが、
三脚を持っていない為、ブレブレの写真になってしまいました。
撮れても、目の前に見える数ほどは見えません。
天体写真を撮るにはかなりしっかりした機材が必要かもしれません。
私のウルルでのふたつの目標だったエアーズロック見学と
星空見学を終え、次はシドニーに向かいます。