海外旅行中のネット回線

ご覧いただきありがとうございます。ヒロです。
 
皆さんも毎日スマホをお使いかと思います。
SMSやネットでの調べもの、ゲームなど色々な事が出来るスマホですが、
海外旅行でもとても役立ちます。
 
もちろんお店や観光地の検索も出来ますし、
行先への移動方法なども簡単に調べることが出来ますしね。
 
さて便利なスマホですが、ネットワークに繋がらないと
ただの文鎮になってしまいます。
 
そこで海外でのネット接続方法について調べました。
1.現地の無料Wi-Fiを使用する。
2.海外で使用できるモバイルルータを使用する。
3.海外でSIMを入手する。
 
※世界一周旅行から帰ってきました。まさにインターネット頼りで、交通情報から航空券、宿泊施設の確保など、これが無ければ私にこんな旅行は無理だったと思いました。
実際のところ海外でのネットワーク接続方法はどうだったのか、文中に補足情報を入れていきます。
 
■1. 現地の無料Wi-Fiを使用する
1の無料Wi-Fiを使用する方法ですが、海外では
飲食店やホテルなどFree Wi-Fiがいたるところであるらしく、
こういったところを利用するのもひとつの方法だと思います。
ただ、海外の無料Wi-Fiに接続するのは結構危険です。
といいますのは、接続内容を盗み取るのを目的に無料Wi-Fi
開設している場合があるからです。
ツール等を使って通信内容の中身を覗かれるかもしれません。
 
またホテルのWi-Fiなども安心できません。
ホテルのルーターなどがウィルス等に感染していて、
これまたデータが盗まれてしまう可能性があるからです。
ネットショッピングやネットバンキングなどをやって
クレジットカード情報や銀行口座のパスワード等が盗まれてしまっては
目も当てられません。
 
アクセスポイントの名前がいかにも怪しげなFree~といった名前だったり、
暗号を使っていない等で多少判断がつくかもしませんが。
もし無料Wi-Fiに接続する際は、
・ウィルス対策ソフトを入れておく
・ファイアーウォールをONにしておく
・PCであれば共有フォルダーを使用しない
といった対策を取るようにしましょう。
VPNを使用出来れば多少安心にはなると思いますが、
一般的な方法ではないでしょうしね。
 
■2.海外で使用できるモバイルルータを使用する
モバイルルーターといいまして、ドコモやau等のキャリア回線に
繋ぐことが出来る機器があります。
スマホやパソコンは、このルーターを中継する事で
ネットワーク接続する事が出来るわけです。
 
そして、海外のキャリア回線に接続可能なモバイルルーター
レンタルするサービスがあるわけです。
このサービスではイモトのルーターが有名どころでしょうか。
 
イモトのWiFi Grobal data
 
この方法のメリットは、場所を選ばずにどこからでも
ネットワーク接続が出来る事です。
無料Wi-Fiのように接続できる場所を探し回らなくても良いのです。
国から国へ渡り歩く際でも、何か準備する必要もありませんしね。
これは便利です。
 
デメリットとしては「利用料金が高め」という事が挙げられます。
相場としては1日700円~1500円程度です。
利用する国によっては安いところもあるのですが、
各国を回る場合は一番高い料金になってしまうようですね。
30日借りたら、45000円、365日借りたら545000円になってしまいます!
ちょっとこの金額は厳しいですね。
 
■3.海外でSIMを入手する
最近SIM Freeスマホとか格安SIMとかよく耳にしますが、
SIM Freeスマホとはキャリア(docomoausoftbank)の制限なしに、
どこキャリアの回線でも接続出来るスマホの事です。
(実際には機種の制限によってどれでも接続出来るという訳ではありませんが)
 
SIM Freeスマホであれば海外のキャリアにも接続が出来ます。
ですので海外の格安SIMを使用できるわけです。
 
メリットはなんといってもその利用料金です。
例えば、私が去年(2016年)に台湾 に行った時の例ですと、
○中華電信
1週間     2000円
30日      4000円
(当時の円のレート)
程度でした。この値段であればあまり料金を気にせず使えますね。
 
デメリットとしては、国ごとに毎回SIMを手に入れなければいけない事でしょうか。
これが意外と面倒かもしれません。
空港の入国手続きを済ませて、まずSIMを売っているカウンターを
探すことになると思いますが、飛行機の到着時間がお店の
開店時間内に必ず間に合うとは限りませんし、そうなると
後日、市街地に入ってから探さなければなりません。
ネットに繋がらない状態でお店を探すのは大変そうです。
 
ちなみに使用するSIM Freeスマホですが、
接続可能な3G、LTEのバンド数が多い機種を選んだ方が良いと思われます。
これは世界各国での回線の繋がりやすくなるためです。
例えばiPhoneではLTEだけでも20バンド近くもあったりします。
さすが全世界で売られている機種ですね。
格安スマホはこのバンド数が少ない場合があるので注意です。
 
※この海外でのSIMを入手する方法ですが、いくつか想定外の出来事がありました。飛行機から降りたら、空港の中でSIMを入手できるのが一番便利ですし、どこの空港でもそれが出来ると思っていたのですが、それが出来ない場合がありました。一つ目はどの空港でもSIMが売っている訳ではなかったこと。二つ目は空港では高いSIMしか売っていなかったり、高い料金プランしか選べない場合があること。その場合、ネットワークに繋がらない状態で市街地に移動し、キャリアショップを探してSIMを買うことになります。ちなみに国によってはキャリアショップを見つける事が難しく、コンビニ等でSIMを入手し、ショートメールやブラウザ上でSIMにチャージする方法もありました。
 
※最近、ヨーロッパでは海外ローミングが無料になったそうです。つまり、A国で買ったSIMをB国に行っても使えるという事です。例えば私の例ですと、4週間使用できるプランでSIMをスペインで購入し、その間にポルトガル、フランスと移動しましたが、最初に購入した一枚のSIMのまま使用できました。もちろんスマホの設定をローミングオンにする必要があります。すべての国とキャリアでローミングが無料で使えるかどうかは分かりませんが、覚えておくとよいかもしれません。
 
1~3の詳細についてはまた後日記載したいと思います。
ではでは~