2018年 世界一周旅行 in イタリア その4 ローマ

ご覧いただきありがとうございます。ヒロです。
 
ローマ巡りは続きます。主にダンブラウンの天使と悪魔の舞台巡りですね。
 
どうやって観光地を回るか思案しましたが、一日回って分かったのは
場所によってはローカルバスの待ち時間が長すぎて使いにくい事。
観光地が近いエリアでは徒歩で移動することも多いので、一日乗車券を使うとバスが
勿体なく感じます。
一回乗車券を買って、乗りたい時だけ乗車券を使えばいいかと思い、
乗車券を2枚購入。計3ユーロ。しかしその後このチケットは一度も使わず紛失することになります。
 
コロッセオに徒歩で移動。リベンジします。
その日は無事に内部に入ることが出来ました。確か12ユーロ、1400円ぐらい。
平日午前中にも関わらず、チケット売り場には行列が出来ていました。
復元模型を見ると、現代のコンサートホールにそっくりです。
 

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コロッセオのすぐ近くにあるパラティーノの丘に行ってみます。
コロッセオのチケットと共通らしく、追加料金を払うことなく中に入ることが出来ました。
この場所にはお城かお屋敷の跡地らしきものが広大な敷地に広がっていました。
 

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ギリシャ神殿のような外見をしています。
 

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パンテオンです。関係あるのかどうか分かりませんが、ギリシャパルテノン神殿
外見は似ています。ラファエロの墓もここにあるそうです。
 

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ナヴォーナ広場です。ここにはベルニーニの四大河の噴水があります。
すぐ横にサンタンニェーゼインアゴーネ教会があります。
ここの教会の中に丸いドームに描かれた絵画は見事でした。
 

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サンタンジェロ城です。このお城は戦時中に教皇が避難する際にも使用されたとの事です。
 
 

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サンタ・マリア・デランジェリ・エ・デイ・マルティーリ聖堂です。
この教会の装飾も見事でした。
床に謎のラインと文字が描かれていました。
これは想像ですが、教会に差し込んだ光が日時か季節を表しているという
舞台装置なのでは無いでしょうか。
 

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スペイン広場です。この周辺エリアにはおしゃれなお店が立ち並んでいます。
 

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ポポロ広場です。広場の中央にはオベリクスが設置されています。
オベリクスはカリギュラ帝によってエジプトから持ち込まれたものだそうです。
 

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この豪華な建物は最高裁判所だそうですが、あまりに装飾がすごくまるで美術館のようです。
 

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話は少し変わりますが、ローマの至る所にピザ、パスタの店があります。
その中で私が気に入ったのは、Pinsereというピザ屋さんです。
カウンターしかない、立ち食いソバならぬ立ち食いピザです。
ここのピザにすっかりハマりました。
カウンターに並べられたピザを選ぶと、かまどに入れて焼いてくれます。
5分ほどすると焼き上がり。生地は薄くてパリパリ。具も含めてとても美味しかった。
これで3.5から5ユーロぐらいですので、いう事ありません。
数日間、ずっとここのピザを食べていました。
 

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ここからはダンブラウンの天使と悪魔の聖地巡りになります。
紹介した場所と被る場所もあります。
小説や映画を見ていない方はネタバレにご注意ください。
 
第一の科学の祭壇、サンタ・マリア・デル・ポポロ教会です。
外装は改装中で足場に覆われていたのが残念です。
そして中に入るとキージ礼拝堂がありました。キリスト教では一般的なのか
分かりませんが、有名著名人の場合は教会の中に墓が設置されるそうです。
そして小説の通り、壁面にはピラミッドが設置されており、床には骸骨の絵が描かれています。
この骸骨の絵が描かれた丸い石板が蓋になっていて、これが地獄の穴と呼ばれるものです。
昔、有名人の家族、親戚はこぞってこの教会の中の墓という絶好の場所に安置されたがったそうです。
そこで教会が考案したのがこの床下に作られた簡易的な墓で、この中に
多数の遺体が安置されたそうです。
 

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そして問題の次の祭壇を表すベルニーニのハバククと天使です。
この天使が指さすその先にあるものとは・・・
 

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第二の科学の祭壇、サンピエトロ広場のウェストポネンテです。
実物を見たのですが、実はこのレリーフは中央の噴水を丸く囲むように
多数設置されています。 
ですが、作中に使われている次の祭壇を表しているレリーフは、
このレリーフで間違いないと思います。真東を差しているので。
 

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第三の科学の祭壇、サンタ・マリア・デッラ・ヴィットーリア教会です。
中は豪華な装飾が施され、またそれらに金色が施されています。
白と黄金の色の組み合わせはゴージャスさを醸し出しますね。
そしてベルニーニの聖女テレサの法悦が展示されています。
天使の持つ矢の先に第四の科学の祭壇があるはずです。
 

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第四の科学の祭壇は、ナヴォーナ広場の中央にある四大河の噴水、
そしてオベリクスの先端にある白鳩が指し示す先に、秘密の集会場があるはず。
 

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サンタンジェロ城です。イルミナティの最後の集会場がある場所です。
ここでロバートラングトンとアサシンとの最後の戦いが繰り広げられました。
 

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こんな感じで一通りまわりましたが、実際の教会や彫刻を見ることが出来て
非常に楽しいひと時でした。
あまり良い事ばかり書いてもあれなので、私が現地で感じた事なども。
ローマはとても魅力的な街です。
街の至る所に綺麗な建物があり、教会があり、噴水があります。そして鳩も。
そしてまた多くの観光地で、怪しげな黒人の連中も居たりします。
彼らに何度も絡まれ、強引に腕をつかまれたり時には爪を立てられたりしたことも。
無視して横を通り過ぎて「Fuck you」などとべたべたなセリフを吐かれたこともあります。彼らのおかげで楽しい気分が台無しです。
どうやらこの黒人連中は難民のようです。
この国ではスリも多く、場所によっては麻薬中毒者が多く居たり、偽造紙幣が多数流通しているとか。
難民を受け入れるとしても、受け入れた後にどのように彼らをサポートすれば良いのか
含めてよく検討しなければならないと感じました。
そうなければ彼らもその国で行き場を失い、犯罪行為に手を染めて国全体の治安も
悪化してしまいます。
日本では基本的に日本人しか居ないので、人種問題などもピンときませんが、
自分は人種差別しない!と思っていても、実際に外国に行って現地の人が同じように
考えている訳ではありません。
実際に差別を受ける側になってみると感じるものも変わってきます。
もちろん差別を受ける側の行動にも問題があったりもするのですが、
差別問題というのを解決するのはとても難しいものだという事などを考えたりするのでした。
 
今回はこの辺で。ではでは。
 

2018年 世界一周旅行 in イタリア その3 ローマ

ご覧いただきありがとうございます。ヒロです。
 
ヴェネツィアに後ろ髪引かれながら、ローマに移動します。
お気に入りの宿のcamping village Jollyからシャトルバスに乗り込みヴェネツィアへ。
ヴェネツィアサンタルチーア駅からローマテルミニ駅(roma termini)まで。
特急電車に乗って移動です。乗車時間は約3.5時間ほどになります。
値段はグレードによって異なり、ビジネスクラス、真ん中のクラス
(何と言っているのか良く分分からなかった)、エコノミーとありました。
私は真ん中のグレードを選びました。102ユーロ、結構高い!
しかし一度ヨーロッパでの高速鉄道に乗って見たかったのでしょうがない。
 

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駅でトイレに行きたくなり、荷物を自転車のチェーンでベンチに括りつけてからトイレに行きます。
急いで戻って来ると、駅員と警察らしき人が荷物の前に立っていました。
どうやら不審物と思われたようです。自分の荷物だと説明し納得してもらいました。
 
出発時刻になり列車は静かにホームを滑り出ます。その日もあいにくの霧でしたが、
霞みがかった田園風景を列車は進みます。
ヴェネツィアからボローニャまではなだらかな田園が広がっていたのが、
フィレンツェ辺りから丘や山が見え始め、綺麗な農村地帯を通ります。
いつのまにか霧は晴れ、日光が差してきます。
 
ローマに着いたのは午後3時前、今回の宿は駅近くのところを選びました。
Legend R.Gというホステル、ドミトリーで一泊10ユーロ程。
部屋の中はまあまあ綺麗です。ドミトリー部屋ごとにトイレとシャワールームが
ありました。
貴重品ロッカーもありますが鍵は自前のものを使います。
同室の人に話しかけてみました。彼はアルジェリアから来たとの事ですが、
どこの国なのか良く分かりません。アフリカの北の方にあると言われてやっと位置が
分かりました。
彼は石油採掘技師でイスラム教徒でした。部屋でお祈りをしているのを何度か見ました。
私がトルコに行ったことを伝えると、
良い宿を教えてと尋ねてくるので、アゴラゲストハウスを教えてあげます。
彼はとても友好的でその後、何度か色々と話しかけてくれました。
私の貧しい英語力ではぶっちゃけ彼が言っていることの半分以上
理解できていないのですが。
 
朝、朝食を済ませるとテルミニ駅(Termini)にバスチケットを買いに行きます。
売店でチケットが売っており、1回乗車券が1.5ユーロ、24時間券が7ユーロ、
48時間券が12.5ユーロ等とありました。
ヴェネツィアのように歩いて行ける範囲では無いと思ったので、とりあえず
24時間券を購入します。そしてgoogleマップを活用しバスに乗り込みます。
 
まず最初に向かったのはバチカン市国
ダンブラウンの作品で天使と悪魔という作品があるのですが、この作品が私は大好きで、
ローマに行ってみたいと思った理由のひとつがこの作品にあります。
話の舞台がローマ、バチカンを中心に物語が繰り広げられるのですが、
実在の場所をモデルにしているので、実際にその場所を見ることが出来るのです。
いわゆる聖地巡礼というやつかもしれません。実際に聖地ですが。
バスに揺られてバチカンのサンピエトロ広場に着きました。
 

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これが例のバチカン市国かと思い感激です。丸い広場は観光客に溢れております。
サンピエトロ寺院に入るには、まずボディーチェックを受ける必要があります。
中に入ると赤、青、黄色のカラフルな衣装を着た衛兵を見かけます。
天使の悪魔によると、ミケランジェロのデザインによるものだそうです。
 

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本堂のサンピエトロ寺院の入口は本堂真正面だったのですが、
それに気づかず、人の流れについていくと寺院のドームに登るコースに入りました。
入場料は8ユーロ、エレベーターを使うと10ユーロ。
もちろん根性なしの私はエレベーターで。
エレベーターを使って上がりましたが、そこからさらに長い階段を登る必要がありました。
いったい何段あったのか分かりませんが息切れするレベルです。
途中で追い抜いた年寄り夫婦が心配になります。
しかも階段のある通路は途中で狭くなり、通路が丸い天井に沿って傾いている為、
非常に登りくいのです。
ただ、階段自体は改装されていたので当時のものより登りやすくなっているんだと思います。
ドームを登りきると、バチカン市国を上から眺めることが出来ました。
周辺に高い建物も無いので、遠くの景色まで見渡せました。
 

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ちなみにドームの展望台はサンピエトロ寺院のてっぺんにあります。
 

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ドームを降りるとサンピエトロ寺院の中に出ました。
ヴェネツィアで綺麗な教会は見たつもりでしたが、ダントツで荘厳かつ美麗、
床、柱、壁、天井全てに装飾が施され、埋め尽くされています。さすがバチカン市国
 

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Treasureなにがし(うろおぼえ、イタリア語なので多分つづりが違ってた)と
書かれたエリアがあったので、多分宝物室なのだろうと思い行ってみます。
途中、歴代の法王の名前が書かれていると思われる石碑を横目に進んでいくと、
宝物室がありました。8ユーロ。お宝と聞くと見ないわけには行きません。
展示物は確かに宝の山でした。
豪華絢爛な指輪やティアラ。4,5cmはあろうかと思われるルビーに
1cmほどのダイヤモンドが使われています。本物かどうか分かりませんが。
黄金の燭台。黄金の杖、法王の着た衣装、黄金の杯、黄金の十字架、
ベルニーニ作の大きな天使の像、大理石の箱等が飾られています。
総額いくらなんだろうとつい野暮ったい事を考えてしまいます。
写真禁止だったので撮れませんでした。
 
天使と悪魔を読んでいたので、黄金の棺や多くの蝋燭が置かれた部屋
(この部屋から聖ペテロの安置された地下墓地への入り口があるらしい)
等を見たかったのですが、どこにあったのか分かりませんでした。
重要度を考えると一般人が入れるエリアにはないのかもしれません。
 
サンピエトロ寺院を堪能した後は、バチカン美術館に向かいます。
一旦寺院を出て、ぐるっと外壁沿いを回って美術館に行きます。
何でもこの美術館は数時間待ちとなる事もあるようなのですが、
私が行ったときは待ち時間なしで入ることが出来ました。多分平日だったからでしょう。
入場料は17ユーロでした。
展示物の数や質は圧巻の一言です。まずとにかく展示物が多い。
ひとつひとつゆっくりと見ているといくら時間があっても足りません。
どれもとても品質が高く、美術が好きな人にはたまりません。
 

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さらにすごいのは展示物だけでなく、建物の壁、床、天井にまた多数の彫刻や絵画が
施されているのです。これだけの美術品を作成するためにいったいバチカン
どれだけの財産をつぎ込んだのだろうと考え、眩暈がしてきます。
写真を見ていただくと分かりますが、天井に彫刻や絵画が描かれており、
またこれらの品質がとても高いのです。
 

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そして一番奥にあるシスティーナ礼拝堂の内部一面に描かれたミケランジェロ
絵画がありました。壁や天井一面に描かれた絵画に圧倒されます。
建物内部の壁面に椅子が設置されており、皆これに座ってじっくり天井を眺めています。
ここでも係員が「ノーピクチャー」を連呼していた為写真は撮れず。
バチカン見学はいったん終了、バス一日券の時間内に色々と回らなければなりません。
 
次に向かったのはコロッセオ
バチカン市国近くにある地下鉄駅、Ottaviano駅からTermini駅に移動、ここで電車を乗り換え
コロッセオ駅(Colosseo)に到着。
駅から出ると目の前にコロッセオがありました。コロッセオ前には観光用の馬車がありました。
 

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エジプトのうざいラクダの客引きを思い出しますが、さすがローマ、そんな事はされません。
中を見てみたかったのですが、時間が遅かったのか入れません。
周りを一周したところ、黒人のにいちゃん集団の一人に声を掛けられます。
「どこから来たんだ?」
「日本だよ」
「おー中田」
どうやらサッカーの中田を知っていると言ってるようです。
「俺たち友達、これあげる」と言って強引にブレスレットを腕にはめようとします。
この手口は覚えがあります。タダだと言って物を渡し、後で金品をせびるのです。
その証拠に彼らの手には同じブレスレットを持っています。
「いやいらない!」と言って断りますが、めちゃくちゃ力一杯腕をつかまれました。
なんとかブレスレットは返しましたが、この黒人集団と手口には
その後何度か別の場所でも遭遇することになりました。
 
コロッセオの次は真実の口、完全にお上りさんの見学コースです。
コロッセオから徒歩でも歩ける距離でしたが、バスチケットが勿体ないのでバスで移動。
しかし待ち時間が長く、歩いたほうが早かったかもしれません。
真実の口はサンタマリアインコスメディン教会にあります。
しかし真実の口自体は教会の建物の外壁部分に置かれており、柵の向こう側に
は見られました。この顔を正面から撮るために皆行列を作っています。
コロッセオ前から真実の口にかけ、とても多くの中国人達を見かけました。
何やら中国人の定番コースにでもなっているのでしょうか。
今まで色々な国で中国人の大集団を見かけましたが、今回はダントツに多かった。
バス待ちの間に数百人の中国人が通り過ぎるのを見かけました。
今や世界的に見ても中国人はお金持ちのようです。
待ち時間のわりに写真を撮るのは一瞬で終了。
 

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次はトレビの泉を目指します。ここもバスを使って移動。
待ち時間が長かったのは今回も同じ。
時間は夕方6時過ぎで真っ暗になっていました。
暗くて見えないかな、明日にした方が良いか?
いや多分ライトアップされているだろうと予想し移動します。
トレビの泉は予想辺りライトアップされていました。昼間に見るより綺麗かもしれません。
しかしまあ、観光客の多い事多い事。 
 

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こんな感じでローマでの一日は終わりました。
ではでは。
 

2018年 世界一周旅行 in イタリア その2 ヴェネツィア

ご覧いただきありがとうございます。ヒロです。
 
ヴェネツィアに到着してから数日経ちましたが、この場所を去るのが何だか勿体なくて
滞在を延長しました。
ヴェネツィアに数日通っていると主な観光場所は概ね回ってしまいますが、
この街はどこを見ても綺麗で、適当に歩き回っても楽しく、美しい光景に出会います。
街は至る所に細い道が縦横無尽に広がっています。
行き止まりかと思ったら左右に道が続いていたりもします。
行き止まりに実際突き当りその先が運河だったりもします。まるで迷路のようです。
 
お店が多く立ち並ぶエリアを散策しても良いです
ヴェネツィアで多く見かけるマスクを扱ったお店をはじめ、洋服や鞄、
ヴェネツィアガラスのお店、アクセサリーを扱ったお店も多くあります。
 
歩き疲れれば近くのカフェで一休み、コーヒーとお菓子を頼んでしばらく寛ぎます。
数日滞在していると違った光景も見られます。
ある日のヴェネツィア濃い霧に覆われていました。海沿いを歩きますが、
海を越えてすぐ横にあるはずの島も見えません。また空気も冷たくとても寒い日でした。
 

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そんな中、偶然立ち寄った図書館を覗いてみたり、スーパーマーケットもあったので
中を見てみたりします。
 
ヴェネツィアの中には数多くの教会があります。
外見がとても美麗なものや、外見は普通なものの建物内部は
彫刻、絵画の宝庫で一級品の美術品が飾られているもの。
これら教会を覗いてみるのもヴェネツィアの楽しみの一つです。
扉をくぐると美麗な内装や美術品を見つけられるかもしれません。
 
サンタマリアデッラサルーテ聖堂はそんな教会の一つです。
建物外装に多数の彫刻が飾られており、建物自体が美術品のようです。
 

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また、サンタマリアグロリオーザフラーリ聖堂は外見こそ地味な教会ですが、
内部は多数の美術品に溢れていました。入場料3ユーロかかりましたが、
これなら払っても良いかと思いました。
 

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歩き回るのがしんどくなってきたので、水上バスを利用してみました。
1回7.5ユーロ、一日乗り放題のチケットが20ユーロになります。
往復15ユーロなので乗り放題チケットは必要ないようにも思えますが、
駅前や繁華街近くにしかチケットの売店が見当たりませんので、
島の奥まったところまで行くと帰りのチケットを買うのが難しいのです。
これを考えると結局乗り放題チケットを買った方が安全かと思います。
 
徒歩で行けないムラーノという島に行ってみました。
ここはガラス工房があるらしく、通りの至る所にヴェネツィアガラスのお店があります。
私は結構キラキラしたものを見るのが好きなので、これらお店を梯子しているだけで
楽しめました。
島の中心地近くにあるムラーノガラス美術館にも立ち寄ってみました。
入口に目立った看板もなくうっかり通り過ぎそうになります。
入場料10ユーロ、ちょっと高いかとも思いますが入ってみます。
ヴェネツィアのガラス工房の歴史は古いらしく、100年以上前の作品も飾られていました。
初期の作品から、現在の作品まで確認することが出来ます。
展示物の一部では、どうやって独特の模様を作っているのかを見ることも出来ました。
 

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ヴェネツィアの食事事情ですが、レストランはどこにでも見つかります。
ただやはり観光地だけあって全体的に高めです。海沿いの眺めの良い店等で
普通に食事すれば3000円程度は覚悟しなければなりません。
 
ただ、少し工夫をすれば安く済ませることも出来ます。
前記したカフェも多くあります。ハムサンドのようなものは少し高めですが、
クロワッサン等は1ユーロちょっと、150円程度。コーヒーなども2ユーロ程度です。
合計で400円程度。
またヴェネツィアでよく見かけるのが小さなビザ屋さん。
客席が無いお店も多いですが、ピザ1ピースで2ユーロぐらいで食べられます。300円程度。
1ピースといっても元が大きいビザです。ひとつでも結構お腹に溜まります。
こういったお店を利用すれば安く済ませることが出来ます。
これら小さなお店は繁華街から少し離れたところにあるお店が安いようです。
ひっそりとした裏通りを歩いていると、奥まったところにお店を発見したりします。
 

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そんな食費が高いヴェネツィアですので、貧乏旅行の私はスーパーマーケットの総菜で済ませます。
スーパーマーケットの類が見当たらない国も多くあったので本当に助かります。
宿泊中の宿から徒歩15分ほどにCoopがあり、ヴェネツィアからローカルバスで帰ってくると
丁度帰り道に通るので都合がよいのです。
ここで朝食のパンや飲み物、そして晩餐の総菜を入手してから宿に帰ります。
そしてシャワーを浴びて冷え切った体を温め、晩餐とします。
レストランの食事より質素ではありますが、Coopの総菜は美味しかったです。
 
今回はこの辺で。ではでは。
 

2018年 世界一周旅行 in イタリア その1 ヴェネツィア

ご覧いただきありがとうございます。ヒロです。
 
ギリシャからイタリアに移動しました。
いよいよあこがれの国、イタリアです。私の旅のクライマックスと言っても良いです。
ワクワクします。まだ旅は続きますけどね。
 
航路はアテネギリシャ)→ローマ(イタリア)→ヴェネツィア(イタリア)になります。
アテネの宿から空港へは来た時と同じ方法、シンタグマ広場からX95のバスで空港に向かいます。
バスのすぐ横にチケット売り場があり、迷わずに買う事が出来ました。
アテネ国際空港からローマチャンピーノ空港へ。
飛行機から降りて、いつものPassport controlやInternational、Domesticの表示を探して
歩きますが見当たりません。
そのうちに飛行機の搭乗口の前まで来てしまいました。
これがEC圏内の空港なのかと納得。国の境界線を意識させません。
 
ヴェネツィア行きの飛行機までの時間がたっぷりあったので、空港内でsimを買うため
キャリア会社を探します。買っておけばヴェネツィアに着いてすぐに移動できますしね。
すぐにキャリア会社らしきものを発見。
今回購入したのはTIMという会社のsim。
1か月、10GByte、通話込みで20ユーロ(約2500円)でした。10Gyteとは太っ腹。
これほどの容量を使い切るとは思いませんが、宿のWi-Fiの通信状況が悪いことも
多々あるので多いに越したことはありません。
 

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次はヴェネツィアテッセラ空港に移動、到着します。
今回予約したのはCamping Village Jollyという宿。ここはヴェネツィア島ではなく
マルゲラという地区にあります。
名前の通りキャンプ場のような場所で町はずれにあります。
Booking.comで写真を見るとプールなどもあり、夏場に来れば楽しそうな場所です。
Googleマップで空港から宿までの経路を調べますが、一旦バスでヴェネツィア島に渡ったのち、
別の場所に乗りUターンして戻ってこないといけないようです。
バスの乗り方やチケットの買い方も良く知らず、また時間も夜7時過ぎだったこともあり、
奮発してタクシーで送ってもらいました。料金は45ユーロ(約6000円)。
タクシーにはボッタクられた記憶が多数ある為、緊張しましたが特に問題も無く
無事に到着しました。
 
受付でチェックインを済ませ、受付正面のレストランで夕食にします。
軽く済まそうとピザとビールを注文すると、出来てきたのは巨大なピザマルガリータ
30cm以上あります。生地は薄手のパリパリ生地で意外と食べられました。
1枚5ユーロ程度でお得だと思います。
 

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私が今回予約したのは個室です。一泊22ユーロほど。オフシーズンで
多分安めなんだと思います。
ドミトリーもありましたが、こちらもちょっと奮発しました。
部屋はコテージでした。部屋の中は広々としていて、ベッド、トイレ、シャワー室も清潔、
しかも内装や洗面台とかもおしゃれです。
一人で部屋を広々使えるので、ここぞとばかりに洗濯を行い洗濯物を干します。
 
次の日は待ちに待ったヴェネツィアを目指します。
 
Camping Village Jollyからヴェネツィア島に行く方法は三つ。
一つは宿からシャトルバスが出ているのでこれに乗る方法。片道2.5ユーロ。
これが一番楽だと思います。本数がそれほど多くなく、朝早くや夜遅くは利用できません。
まあ、私は最初シャトルバスの存在に気付かず、面倒なルートで行きましたが。
 
二つ目はローカルバスを使う方法。宿から最寄り駅のVenezia-Mestre駅に向かう途中にある
Mercatoというバス停から6Lや6という番号のバスに乗るとヴェネツィア島、
Corciaのバス停に到着します。
バスのチケットはバス停近くの道路沿いにある売店で買えました。片道1.5ユーロ。
最初どこでチケットを買うのかわからず、バス停に居たおばちゃんに
身振り手振りで尋ねてチケット売り場を教えてもらいました。
ただ、Mercatoというバス停も結構遠く、徒歩15分ほどあります。
そしてお店で売っているという事は店が閉まっていると買えません。
日曜日は店が閉まっているので買えません。
 
三つめは最寄り駅のVenezia-Mestre駅からヴェネツィア・サンタ・ルチーア駅
(Santa Lucia)に行く方法。たった一駅です。1.3ユーロ。
しかし最寄り駅といえども何と宿から徒歩30分かかります。
話は飛びますがヴェネツィア・サンタ・ルチーアという響きがかっこいい。
駅に入ると直接プラットホームに行けてしまいますが、まずはチケットを買わなければなりません。
チケット販売機があったので、これでSanta Lucia駅を選択します。
戸惑ったのが乗車時間を選択する必要がある事。20分単位で選択肢があります。
これって乗り遅れたらダメってことか?多分そんなことないと思いますが。
チケットを買い電車に乗ろうとしますが、Venezia-Mestre駅はホームが10以上あり
どの電車に乗ってよいのか分かりません。
チケット売り場横にいるスタッフのおねえさんに、どのホームに行けば
聞いて教えてもらいました。
 
そんなこんなでやっとヴェネツィア島に到着しました。
さすが水の都、駅から出ると正面にさっそく水路が広がっています。
水上バスに乗って移動できそうでしたが、一回7.5ユーロ、一日乗り放題で20ユーロ。
地図を見ても広さ的に歩いても回れそうなので歩き回ります。
どこを歩いても水路やおしゃれな街並みが広がり、どこを写真で撮っても絵になります。
 

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マドンナ・デッロールト教会です。入場料3ユーロかかりました。
中を見ると教会の中に美術品の数々がありました。
建物内部も面白い形をしており、内部に丸いスペースがあり、
この内部にも絵や彫刻が飾られています。
私は美術品については良く分からないのですが、ルネッサンス時代の芸術品と思われ、
彫刻や絵画のどれをとってもとてもクオリティの高い事が分かります。
この美術品を見られただけでも大満足でした。
 

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途中でフライドポテト専門店を発見。ポテトだけ食べたいという人もいるのでしょうか。
 

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リアルト橋。なんと橋の上にお店が立ち並んでいます。この橋の周りが
お洒落なショッピング街になっています。
 

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サンマルコ広場。すぐ横にサンマルコ寺院やサンマルコ時計台があり、
バロック様式の建物に囲まれどこかの宮殿の中庭のようです。
 

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サンマルコ寺院。ご覧の通り豪華絢爛。内装はさらに豪華。
天井や壁にはキリストのモザイク画が描かれ、さらに金箔が貼られております。
金ぴかすぎて、平泉の金色堂を思い出しました。
中は写真禁止との事で撮れませんでした。
 

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ドゥカーレ宮から海沿いの道は人で溢れています。
コスプレなのか中世の格好をした人たちがいっぱいいます。
 

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ヴェネツィアについては一旦ここまで。私が泊った宿のあるマルゲラについても少し書きます。
ここは住宅地エリアでお店はほとんどありません。ところどころ小さなレストランが
あるぐらい。しかもそのレストランも日曜日になるとみな閉まっています。
土曜日にコンコルディア広場横を通ると、いつもはひっそりとした広場の横に
市が広がっていました。野菜や花、服や食器など様々なものが売られていました。
 

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最寄り駅のVenezia-Mestre駅の周りも歩いてみましたが、周辺にお店らしきものは
ほとんどありません。プラットホーム自体は沢山ある大きな駅なのになぜでしょう。
住民は買い物に困らないのでしょうか?
 
今回はこの辺で。ではでは。
 

2018年 世界一周旅行 in ギリシャ その1 アテネ

ご覧いただきありがとうございます。ヒロです。
 
イスタンブールからギリシャアテネに移動しました。イスタンブールアゴラゲストハウスで出会った
キク君という学生さんがアテネに一足先におり、彼と現地で落ち合う事になりました。
 
アテネ空港に到着し、片道航空券で来た事を突っ込まれるかドキドキしながら入国審査を受けるも
全く何も聞かれず、無事審査は終わりました。
ゲートを通りいつものように通信会社を探しましたが、何故か見当たりません。
空港の中で何人か話を聞くと、simは町で売ってるよとの事。
googleマップ頼みの私は焦りましたが、キク君から宿近くのシンタグマ広場行きのバスがあると事前に聞いていたのでバス停を探します。
近くにバスチケット売り場があり、ここでX95のチケットを買います。
バスに乗り込み、紙のチケットを機械に近づけてるとピッという音が鳴り、読み込まれたようです。
 
バスに揺られ約一時間、シンタグマ広場に到着。降りるとすぐにおじいちゃんに話しかけられました。どこに行くんだと尋ねられ、宿名を言うと、指差しながらあっちだ、とか言って最後に
チップ、とか言い出しました。それを断り歩き出しましたが、
おじいちゃんの指差した方向は宿と全く逆方面だという事に気づきました。
おいおい、道順適当に言ってたんかい。
 
シンタグマ広場近くでvodafoneのお店を発見。さっそくsimを購入。
5Gbyte、25日間使用で15ユーロでした。
今回の宿、small funny world athensのドミトリーに荷物を置き、
キク君と合流しました。
 
キク君にアクロポリスパルテノン神殿への道を案内してもらいます。
パルテノン神殿に入場できるのは5時までとの事で時間がなかったため、
神殿横にあるアレオパゴスという丘に登ると、眼下にアテネの街が広がりました。
見渡してみるとアテネの街の広さが良く分かります。
そして遠くに山々が広がっているのが分かります。
 

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その後少し奮発しレストランで食事をとります。
どの料理も美味しかったですが、サラダが特に美味しく感じられました。
トルコではなかなか生野菜が食べられなかったので。
 

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キク君に話を聞くと、大学卒業前に海外旅行に行ってみたいと思い
一人で2週間の旅に出たそうで、トルコ、ギリシャ、イタリアを見て回るそうです。
私も若いうちもっと行動力があれば良かったとしみじみ思います。
食事後、アレオパゴスに登るとアテネの夜景が良く見えました。
彼は次の日にローマに行くのでここでお別れ。
彼と話が出来て元気がもらえました。
 
次の日は街を散策。前日入れなかったパルテノン神殿の丘を登りました。
パルテノン神殿は残念ながら修復中でしたが十分満足。
というのもパルテノン神殿はこの周辺で一段と高い丘の上に建てられており、
360度周りを見渡せるのです。
 
(写真)
 
(写真)
 

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写真を撮りまくっていると、一人の若い欧米女性に写真を撮るよう頼まれました。
普通は一か所で数枚撮れば終わりだと思うのですが、彼女はあちこちの背景と一緒に
写真を撮るように頼み、またアングルにも注文を入れるというこだわりようでした。
 
パルテノン神殿を下り道を歩いていると、大きく綺麗な建物が見えました。
入口に近づくと歩道から下の様子が見えるのですが、何と移籍跡が見えます。
どうやら遺跡の上にこの建物が出来たようです。
 

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アクロポリス美術館という場所のようで、台形のような形をした建物は
外側一面がガラス張りになっており、建物自体が美術品のようです。
展示物はギリシャ神話の神々の像などで、テレビなどでは見たことがありますが、
実際に見るのは初めてです。
 
次の日は朝から洗濯ものを持ってコインランドリーに向かいます。
長期旅行ではこのような作業も日常的に発生します。
洗い終わった洗濯物を持って少し街をぶらぶら。
飛行機で使う首に巻く空気を入れるタイプの枕が壊れていたので、
デパートに入り旅行グッズコーナーに行くと無事にゲット出来ました。
先進国はやはりこういう物も手に入りやすい点が良いです。
帰り道に美味しそうなパン屋さんを見つけ買って帰ります。
洗濯物を宿に置き、昼食を済ませた後はアテネ国立考古学博物館に行くことにしました。
 
アテネ国立考古学博物館は建物も展示物もかなり良く、展示方法も凝っていました。
中には本か何かで見た事のある展示物も。
 

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再度アレオパゴスの丘に登って夜景を眺めようかと思ったのですが、
風が強く寒い為、途中で断念。街歩きに切り替えます。
地元の人でにぎわっているローカルフードの店に立ち寄ります。
皆、紙の容器を持って何かを食べているようで、焼きそばのようにも見えます。
 

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私も注文したのですが、数を勘違いされ、同じものが二つ出るという事態に陥ります。
注文時に聞き返され、「two,two!」と繰り返したら、二つ注文したと思われたようです(泣)
腰のある麺を野菜などと炒めた料理で、屋台の焼きそばよりも遥かに美味しかったです。
 
今回はこの辺で。ではでは~
 

2018年 世界一周旅行 in トルコ その3 イスタンブール

ご覧いただきありがとうございます。ヒロです。
 
カッパドキアからイスタンブールに戻って来ました。またアゴラゲストハウスに
泊まります。この宿は居心地が良くて戻ってくるとホッとします。
 
前回のブログでも書きましたが、アゴラでは沢山の変わった日本人(失礼)
に出会いました。
 
例えばテラスでくつろいでいると、アベさんという日本人に出会いました。
彼は別の宿に泊まっていたのですが、アゴラに置いてある地球の歩き方を読みに
来たとの事でした。
彼はかなり旅慣れていて、既に地球を二、三周していました。ピースボートに乗って
一周、その後は数カ国を回って帰るを繰り返しています。
彼の旅行スタイルは凄く、一国に一カ月以上住み込むとの事。
今回の旅行ではイランに到着後、内戦が勃発、外出禁止になったりしたそう。
そんな中で、彼は何を思ったか現地のデモ隊に参加、機動隊と衝突し慌てて逃げ出したそうです。
彼曰く「反トランプデモかと思って参加したら、反政府デモだったよ。
機動隊が来た時慌てて逃げたけど、その時の足の怪我がまだ残っているよ、ははは」
豪傑過ぎます。しかもデモ隊の衝突では数人の死傷者がでる規模だったそうです。
 
また今回のトルコで共に行動していたアサさんも中々ユニークな方で、
お坊さんをやっていおり、修行中の面白い話を沢山聞かせてくれました。
数日一緒に行動していると、彼の地がだんだん見えてきます。
言葉遣いが結構悪く、クソうめえ、ファッキン寒い、などという言葉が
ポンポン飛び出します。
お坊さんはみな聖人君子とは思っていませんが、お坊さんにも色々な人がいるようですね。
これだけ書くと彼の性格が疑われそうなのでフォローしておくと、英語もかなり上手で
歴史にも造詣が深いナイスガイです。
 
数日カッパドキアで一緒に行動したサイさんもかなり個性的な女性でした。
私と同じ世界を回っている途中でしたが、私が避けてきたバス移動を駆使し、
既に私の倍以上の国を回っています。バス移動で丸一日かかった事もあったとか。
背が小さいのに巨大なバッグを背負って歩きまわり、どこにそんな体力があるんだと感心するばかり。
看護師をやっているとの事だったので、そこで鍛えられたのでしょうか。
カッパドキアでも、ツアーを値切りに値切り、140トルコリラを100リラまで下げさせます。彼女曰く、私達が一緒でなかったらもっと粘ったそうです。
また、服装がかなりの軽装で、薄手のダウンジャケットを着てはいますが、中にはそれほど着込んでいません。
下もレギンスの上にダボダボの薄いズボン?を履くだけです。しかもその格好で雪中のカッパドキアを歩きます。
こんな感じでトルコでは沢山のユニークな人に出会う事が出来ました。
 
アベさんから、一通のメールが届きました。
トルコがシリアのクルド人勢力に攻撃を仕掛けたとの事。このニュースを聞いて青ざめました。紛争なんてニュースでしか聞いたことありません。
イスタンブールは居心地が良くて長いしたい気持ちもあったのですが、そろそろ移動する事にしました。
一週間ほどでしたが、一緒に行動してくれたアサ君や、他の日本人ともお別れになります。一人旅行に戻るのはかなり寂しいです。
サイさんは一足先に出発、エジプトに行きました。アベさんはモロッコに行くとの事。私はギリシャに飛ぶ事にしました。
 
今回はこの辺で。ではでは。
 

2018年 世界一周旅行 in トルコ その2 カッパドキア

ご覧いただきありがとうございます。ヒロです。
 
カッパドキアに行ってきました。
まずはバスでカッパドキアに向かいます。
ピックアップのバンが観光会社の前まで迎えに来てくれました。
大きなバスステーションに行き、ギョメレ行きのバスに乗り換えます。
出発時間は午後9時、到着時刻は朝の8時ごろです。
 
サイさんがバスの中で話しかけた人が何とツアー会社の人だという事で、
ギョメレ手前のバスステーションの中にあるツアー会社のカウンターに向かいます。
定番の観光コースがいくつかあるようで、私たちは地下都市が含まれている
グリーンツアーに申し込みます。
サイさんが値切りまくり、140トルコリラのところを100リラまで下げてもらいました。
ツアー会社に勧められた宿に移動し、一旦荷物を置いてツアーに出かけました。
気球についても尋ねたのですが、明日は飛ばないとの事でしたので断念。
 
まずは地下都市、これはいわゆる防災豪。
数百人が住めるほどの広さだとか。
入ってみると洞窟のような居住区のような不思議な光景です。
地下4層とか5層とかいった深いところまで掘られておりとても巨大です。
最後に地上に上がってくるまでかなりの段数の階段を登りました。
 

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アシガル湖、火山の噴火口後に出来たカルデラ湖との事。
条件が良ければ真っ青な湖が見られるのですが、
強風が吹き荒れ、湖面が荒れていたのが残念。
 

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ウフララ渓谷
 
周りが荒れた岩と砂の渓谷、その谷間に沿って木立が続きます。
真っ白な木々が印象的です。
渓谷を歩いたのち、昼食を頂きます。
 

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謎の奇岩、スターウォーズが関係しているとか。
私の拙い英語力ではどのように使われたのか、
撮影に使われたのかモデルになったのかは良く分かりません。
 

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途中ワインセラーに寄ります。ツアーによくある土産物屋周りですが、
試飲したところ美味しかったので白ワインを一本買いました。
 

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ピジョン、鳩小屋だそうです。
何でも荒れた土地の肥料にするために鳩を集めたくて岩に
鳩小屋を掘ったとか。鳩の為にそこまで出来る気力が凄い。
木で鳩小屋を作った方が手っ取り早いのでは。
 

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ツアー終了後に宿の近くの洞窟レストラン
TOPDECK CAVE RESTAURANTで食事をします。
少し高めではありましたが、とても美味しい料理でした。
レストランを出るとき、雪が降り始めていました。
 
次の朝起きると何と外は一面銀世界、一晩で結構雪が積もったようです。
昨日まで黄土色一色の世界が、今日は真っ白になっています。
 

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その後、イスタンブールアゴラゲストハウスに泊まっていたレオ君が
一日遅れでカッパドキアに到着、一緒に行動しました。
 
ギョレメ野外博物館に移動します。
徒歩圏内で行ける範囲で回りましょうとの事で歩き出しますが、
雪が積もっており、非常に滑る、抜かるんでいる、そしてとても寒い。
 
ギョレメ博物館は岩に掘られた教会がたくさんありました。
高台に上ると遠くまで雪景色が広がっていました。
 

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博物館からローズバレーと呼ばれる奇岩群まで歩けるのですが、
雪が降っていたため難航しました。どうやらこの雪の中この道を歩こうという奇特な人が
他に居たらしく、なんと足跡が残っています。
この足跡を辿って歩き出します。
 

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途中、アサ君がコースを外れて急な丘を登り始めました。そして登頂後歓声を上げます。
「おお、こりゃすごい」
私たちも雪で滑る斜面に悪戦苦闘し何とか上りました。
 
確かにすごい光景でした。一面雪景色が眼下に広がっています。
私たちが昇った丘はその周辺で高い位置にあったため、これから向かう予定だった
ローズバレーの奇岩が足元に広がっていました。
この光景に満足し、ローズバレーに向かうことなくUターン。
 
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そしてギョレメの町まで戻り遅めの昼食、setenレストランに入ります。
ここの料理もおいしかった。
 

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気球に是非乗ってみたいレオ君はこの町にとどまるとの事で彼とはここで別れ、私たちはイスタンブール行きのバスに乗り、
アゴラゲストハウスに戻りました。
 
今回はこの辺で。ではでは~